飛騨・白川郷ツーリング　－４－

世界遺産、白川郷荻町の合掌造りの集落は
基本的に駐車禁止となっているので
少し離れた場所にある有料駐車場にオートバイを止めて
のんびりと歩いてみた。

メインストリートは飲食店やお土産屋が並び、
国内外。特にアジア各地からのツアー観光客が多く訪れて
なんだか少し俗っぽい部分もあるが
裏通りに入れば時代を遡ったかのように
不思議な雰囲気を味わえる。

食事処白水園で昼食を取った後、
集落を一望できる荻町城跡の展望台へ。

徒歩１５分ほどの坂を上り展望台に立つと、
雑誌やTVなどで見たことがある
風景が広がった。

展望台から坂を下り、和田家を見学。
築100～300年という建物郡は
何ともいえない存在感と趣がある。

その後、白川八幡神社などを一通り回りってみると
時計は５時になろうとしていた。

せっかく白川郷を訪れたことだし、
夕方の集落を眺めたり、合掌造りの宿にも泊まってみたいと考え
案内所から民宿の予約を取ってもらう事にした。

素泊まりでも良いつもりであったが
運がよいことに２食付で空きのある宿が取れた。
観光地の中だというのに価格も１万円以下でリーズナブル。

オートバイを宿の庭先に移動して
チェックインを済ませたら
もう少しの間、村の中を散策した。

共同駐車場の営業は午後５時で終了となる為、
街を歩く人影は泊まり客以外はほとんど見えなくなる。

これが白川郷本来の姿なのかもしれない。

６時過ぎ。
囲炉裏のある部屋に宿泊客が集まって、皆で夕食となった。
膳に盛られる焼き魚やお漬物、山菜のてんぷら。煮付け･･･。
どれも美味しく、ご飯を３杯ほどおかわりしてしまった。

最初は皆、黙々と食べていたが
次第に話が弾み始める。

女将さんの話によると、食後に外出すれば
窓に明かりが灯った合掌造りの建物が見られるらしい。
元気な人は展望台もオススメだが
街灯などがない為、懐中電灯などの明かりがないと
足元が見えないので少し危ないとか。

当然、私はLEDヘッドライトを片手に展望台を目指したのだった。

ここからは私の下手な文章説明より、
写真を見た方が雰囲気伝わると思います。

９日に撮影した写真でスライドショー動画を作ったので
下の動画をクリックしてお楽しみください。
※音声は出ません。

とさでいず