とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

北海道ツーリング -10- [8.12 サロマ湖 →標津町]

6~7時くらいに目覚めた。。
今日も朝から体調は良い。皆で朝食を食べる。
和食だった。

今日は良い天気だ。
気温は30度近くまで上がるらしく
雨上がりの晴れの為、少し蒸し暑いようだが
そんなことはどうでも良い。
9時くらいまでのんびりして出発。

再び東を目指そうとも考えたが
せっかくなので少し戻ってサロマ湖を見ていく。

サロマ湖キムアネップ岬。
ここは無料キャンプ場になっている。
この場所でキャンプして素晴らしい夕陽を満喫できなら
また訪れてみたいものだ。
ただ、やぶ蚊が多いみたいで
長袖シャツを着ていたにもかかわらず
シャツ越しに噛まれてしまった。

9月ごろならサンゴ草が見られるようだが
この時期にはまだ見ることができないのが残念だった。



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10:50頃、北見市常呂町で給油して知床を目指す。
網走を抜けて涛沸湖(とうふつこ)を横目に
244号を東に走る。


アップダウンを繰り替えす直線道路を走っていると
北海道に来たということが実感できて楽しい。



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途中で道路わきのお土産店により
メロンといもだんごを購入して昼食にする。
メロンは糖度が高くて疲れを忘れさせられる
いもだんごもモチモチしたパンのようで美味しい。

食後に少し休憩。
携帯で実家に電話をして
お土産の希望を聞き書き留めた。



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更に国道を1時間ほど東へ走る。
オシンコシンの滝に到着。
落差は80mもあり、なかなか雄大だ。

正午を過ぎてかなり暑くなっていたので
マイナスイオンたっぷりのこの場所は休憩にちょうど良い。
広い駐車場には観光バスや観光客の車がひっきりなしに到着していた。


それから10kmほど北上するとウトロの町。
知床国立公園の玄関口だ。
とりあえず給油を済ませて
カムイワッカの湯の滝を見に行こうと思ったのだが
工事規制の為にシャトルバス以外は
滝まで行くことは出来ないらしい。

とりあえず、自然センターの駐車場にバイクを止めて
シャトルバスに乗ることにする。
カムイワッカの湯の滝まで往復で1,180円。

知床五湖の駐車場では
駐車待ちの渋滞ができているのを後目に
バスでカムイワッカの湯の滝に向かった。

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道のあちこちに鹿の姿も見える。
終点のバス停からすぐ近くに滝はあった。
昔は秘湯だったらしいが観光地化が進み。
たくさんの人がカメラを持って訪れていた。

カムイワッカの湯の滝は酸性が強い温泉の滝。
傷口に湯が付くと痛いので注意。
古い10円玉を湯で洗うと新品のような色になっていくので
なかなか面白い。

滝は何段かあって、上流に登るのも楽しいらしいが
監視員の話によるとクマ出没の影響で2段目の滝より上には
登らないでくれとの事だった。

滝つぼに入る事もできるが
温水プールのような生暖かいくらいのお湯で
温泉として入るべきなのかは迷ってしまう。

2,3人の若い男性が水着着用で記念写真を撮っていた。
ちなみにバス停の横に仮説トイレと脱衣所があるので
実際に入ってみたい人はそこで着替えるようだ。


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30分ほど湯の滝を見たら
再びシャトルバスに乗って知床五湖に向かう。
知床五湖も熊の出没の影響で2湖までしか回ることができなかった。

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とはいえ、2湖まで回って帰ると
30分くらいは掛かってしまうのだけど・・・。
後方には知床連山や羅臼岳が見える。

シャトルバスを待つ間に売店でソフトクリームを食べたりしていた。
知床五湖を後にしてシャトルバスに乗り込み自然センターへ戻る。

一通り見ていると3時間ほど掛かってしまった。
今日のうちに羅臼側に抜けておきたかったのだが
既に太陽は西の海に沈もうとしていた。


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知床横断道路前の道路から眺めた夕陽は
今回の旅で初の夕陽であり、最も印象に残った風景のひとつだ。


知床峠を抜けて羅臼に着いた頃には
辺りは闇の中。
そろそろ泊まる場所を決めなくてはならない。
閉店した道の駅の駐車場で
地図と「とほ」等を読む。

少し戻ったところに知床国立公園野営場もあるが
翌日はできるだけ早く中標津に抜けたかったので
標津町のモシリバという民宿に泊まることにした。
電話をかけると相部屋ならOKだという。

予約時間が遅いので夕食は無理。
まあ、お約束。分かってはいたけど・・・。
そろそろギリギリに泊まる場所を決めるスタイルを
改めなくてはならないと思った。


暗闇の335号を南にひた走る。
途中のセイコーマート(コンビニ)でお弁当を買い
駐車場の隅で食べていると
他のライダーが何人かやってきて
少し情報交換会のような様相になり
なかなか楽しかった。

その後は宿にたどり着き
部屋に荷物を置くとオーナーご夫妻や
他の宿泊客の皆さんと色々な話をして過ごす。

入浴後にオーナーさんに教えられて外に出ると
都心では絶対に見ることができないほどの
満天の星空が広がっていた。

今回のツーリングで道内に入って
初めてずっと晴れた一日。美しい夕陽。美しい星空。
本当に着てよかったと感じた瞬間が多く
とても充実した一日だった。