とりあえず国道32号線を西に走り、
高知の市内を横断する。
市街地に入る手前の道の田んぼが、
コスモス畑になっているのが見えて
少し立ち寄ってみた。
自分が知っているコスモスは
身の丈が50センチ以上あるようなイメージだが
ここのは膝丈くらいまでしかないようだ。
それにしてもコスモスを見ていると
信州のコスモス街道や立川の昭和記念公園が懐かしくなる。
高知の中心部を抜けるコースを選んだのだが、
地図上では西に向かう最短コースであっても、
市街地なので歩行者や原付、自転車。
道を塞ぐように駐車している車など
思うようには走れない。
おまけに信号が多く、度々停止を余儀なくされるので
走行リズムが狂って面白くない。
次回からは遠回りになっても
市街地を迂回するコースを取った方が良さそうだ。
仁淀川から南下し宇佐に抜けたのは、
13時を回った頃だった。
最後の坂を時速50キロ程度で一気に下って、
前回の折り返し地点であるT字路を逆方向に曲がる。
そこから10キロほどで須崎の市街地に出る。
さて、目的の橋本食堂だが、
住所や電話番号は調べていない。
コピーしてきたツーリングマップルでは、
大体の位置しか分からない。
そこで秘密兵器として、Xperiaを使用する。
グーグルマップで検索すると
バイパスの56号から旧国道と思われる県道310号に入り、
そこから2本くらい奥に入った道にあるようだ。
グーグルマップをナビモードに変更し、
即席カーナビとして起動。
なんとかラストオーダー前に到着することができた。
スマートフォンに変更して良かったと感じる部分だ。
橋本食堂は街の定食屋さんのような雰囲気。
※店頭の写真は食後に撮影したので「営業は終了しました」になっています。
メニューは「なべやきラーメン」、「ごはん」、「ビール」のみ。
なべやきラーメンのサイズは並(525円)、大(630円)、特大(735円)から選べる。
迷わず特大を注文。
珍しいストレート麺に鳥の醤油スープ。
あっさりしていて、スープのみでもいける。
鍋焼きなのでアツアツなのだが、
速乾シャツにウインドブレークジャージ、ハーフパンツという
季節外れの格好なので、熱いくらいが丁度良い。
具はチクワとネギのみに見えるのだが、
麺を少し食べると半熟卵と鶏肉が入っているのだ。
月見うどんのように食べながらタマゴを適度に崩し、
スープと絡めていくと、スープを2回も楽しめて良い感じ。
あまり期待していなかったが、
予想に反して美味しかった。
ちなみにサイドメニューの「ごはん」は
香り米を使っているらしく、
非常に芳ばしい香りらしい。
「香り米」食べたことのない人は
そちらも一度食べてみることをオススメする。
さて、遅い昼食も食べ終わったので
のんびりと浦ノ内を眺めながら走る。
17時30分ごろに長浜(桂浜の付近)に到着。
18時の渡し舟に搭乗。
行きつけの自転車ショップに立ち寄って
ひとしきり自転車&ツーリングの話で盛り上がり、
前々から気になっていたLEDライトを購入。
アパート近くの中華料理屋で食事を取り帰着した。
一眼レフの持参、荷物の積載などいくつか実験を行ってみたが、
今回は概ね良好な結果となった。
カメラについてはズームレンズを持ち込むと、
現在使用しているウエストバッグには入らなくなる関係で、
28mm単焦点(35mm換算で50mm弱)を使用したが、
これも正解だったようだ。
予算に余裕があるのであれば
マイクロフォーサーズ規格のカメラがあれば
一眼レフと同様の絵作りも可能で、
収納サイズもコンパクトに収まるのだが、
とりあえず現在は単焦点レンズの一眼レフを使用するか、
軽量化重視でコンパクトカメラのGRD2(単焦点28mm相当)か
2択で進めるのが良いと思う。