とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

北海道ツーリング -5- [8.9 羽幌→ 稚内]

8月9日

気持ちよく目覚め、寝室を出てみると
雨はほとんど止んでいた。
とりあえず外に出て、昨日の夜に宿に到着してから歩いた場所を
足元を注意深く観察してみる。

幸いなことに無くした鍵は
建物の入り口の脇にある芝の中に落ちていた。

支払いを済ませて出発前にライダーズ名鑑に載せる写真を撮ってもらう。
宿のご主人に
「荷物の収納や鍵はいつも決めた場所にしまうようにした方が良いよ」
とアドバイスを受けたりしながら、のんびり宿を後にした。

道の駅の近くにある「おろろん食堂」にでも行こうかと思ったが
カッパを着てしまうと、どうしてもバイクを降りるのが面倒になり
そのまま国道232号線。通称オロロンラインで北を目指す事に。

途中のコンビニでハムサンドと缶コーヒーを買い軽い朝食。
駐車場で道路公団?のクルマに乗っていたオジサンと
少し話して出発。



イメージ 1
弱い雨が降ったり止んだりを繰り返す天候の中
ひたすら北を目指す。
景色といえば、左手は曇った暗い海。
右手はみどりの絨毯に雲り空。
所々で草を食む牛。
牧草をロール状に固めたコロコロ(笑)。


国道は232号から40号合流し、一度内陸部へ移動する。
途中、友人からメールがあったので
パーキングエリアで少し電話をしていた。

その後、豊富の町で給油を済ませると、
道道444号でサロベツ原野に入り、その後は再び海沿いの道を稚内に向かって走る。


イメージ 2
途中のサロベツ原野では遊歩道を少し歩いてみた。
雨という天候のせいもあり、あまり楽しくは無い。

雑誌で見たサロベツ原野は、清々しい青い空と草原が
地平までずっと続いているイメージだった。
しかし、雨のサロベツ原野は清々しさも無く
なんとも寂しい所だった。


イメージ 3
オロロンラインを北に
そのまま海沿いを走ると
ガイドブックでは海の方に利尻富士が見え
夕陽の時刻には、そのシルエットがとても美しいらしいが
残念ながら何も見えない。


イメージ 4

稚内市に入ると雨はほとんど上がったようだ。
道路わきに交通安全を訴える置物が
あちこちに置いてあるのが目に付く。
特にカエルの置物が多い。
せっかくなので写真を撮る。



イメージ 5

そして、そのままノシャップ岬(納沙布ではない)に到着。
そこそこ観光客もいるが、宗谷岬ほどは観光地化されていないらしい。
岬にはイルカのモニュメントと灯台と資料館、
あとは土産物屋に食堂くらいのものだ。

個人的にはひっきりなしに観光バスが来るような所より
このくらいの方が好きだったりする。


イメージ 6

さて、記念撮影を済ませてノシャップ岬にある
樺太食堂に向かう。
ここはうに丼が有名。
店内には旅人たちがメッセージを書き残した紙を
所狭しと貼ってある。

何だか久々に豪華な昼食だ。
ここのところ連日、まともな昼食を食べていない。
6日「おにぎりとゼリー飲料」、7日「カップラーメン」、
8日「とうもろこし1本」だからな。


イメージ 7

少々高いが「生うに3色丼」3,000円を注文。

生うにが甘くて美味い。
ほたて、カニ、いくらも美味い。

おなかも満足したことだし、お店のステッカーを購入して
宗谷岬に向かい出発した。