とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

デジカメの電池死亡?

突然ではあるが私が普段使っている
デジタルカメラS602は
レンズ一体型のコンパクトデジカメであるにもかかわらず
MFを備えた自由度の高いレンズや機能
その発色の良さやなど色々と気に入っている点があるのだが

ツーリングの友として考えた時に
最も威力を発揮するのは
バッテリーが専用電池ではなく
単3電池×4本であることだ。

デジタルカメラというものは
どうにもバッテリー消費が多いもので
毎回液晶パネルによる確認やフラッシュなどを使用すると
100枚も撮らないうちにバッテリーは空になってしまう。

そんな状態では1泊程度の小旅行ならともかく
4,5日のキャンプツーリングなどになると
予備の専用バッテリーを数本持って行かなくてはならない。

だが、単三電池は国内旅行であれば
コンビニ、雑貨屋、ディスカウントショップ、スーパー・・・
どんな土地に行っても普通のお店で売っているので非常に便利だ。

ただし、使い捨てのアルカリ電池やオキシライド電池などを
日常的に使用すると非常にコスト高で環境にも悪い為
私は普段、充電式のニッケル水素電池を使用し
非常時のみ使い捨ての電池を使用する事にしている。


さて、前置きが長くなったが
昨日もデジカメを何気なく使っていると
バッテリーが空になってしまった。
当然、帰宅してから充電器に入れて
電源プラグを差し込んだのだが、
充電が始まらずにチェッカーランプが点滅している。

つまり、電池に異常があり充電ができない状態。

基本的にニッケル水素電池は400~500回の充放電が可能で
アルカリ電池以上の使用時間と電圧を
発生する能力を持っていると書かれていた。

しかし、この電池は1年ほど前に購入して
50回くらいしか使用していない。
それなのに既に寿命なのか?!

モリー効果を疑って放電(バッテリーリフレッシュ)を行なっても
回復せずあいかわらずチェックランプが点滅し
充電できない・・・。

確かに使用状況によっては寿命は
著しく短くなってしまう事も書かれてあるが
これはちょっとショックだった。
このままでは、電気屋に充電池を買いに行く手間もあるし
2000円前後の出費となる。

で、最後に少し悪あがきをしてみる事にした。
それは「電池を温める」。

バイクやクルマのバッテリーもそうだが
基本的にバッテリーは使用想定温度を外れると
その能力・寿命は著しく低下する。

で、調べてみるとニッケル水素電池の仕様は

保存:-20~45度
使用: 0~45度
推奨使用温度:10~30度

私の部屋の室温は3度・・・。
(正確には8度くらいはあると思う)


充電器のバッテリーチェッカー(安全装置)は電荷をかけた際の
電圧の変動を感知して
寿命を判断するので
温めて使用適温に近づけることで
低下した能力の回復を狙ってみる。


本来ならエアコンで室温を20度くらいにあげてやれば良いのだが、
部屋のエアコンは壊れていて(直す気もない)
ファンヒーターとコタツのみで使用しても
室温はあまり上がらない。
そこでコタツ布団の端に電池を並べて
温めること30分。

再度、充電器にセットしてみたところ
見事に充電開始!!

後で知ったのだが
実はこの方法、冬の撮影の時などに
懐で電池を温めると寿命が延びるなど
昔から行なわれていた方法らしい。
寒冷地では普通の電池はすぐに使用できなくなるらしい。
ただし、ストーブなどで急速に温めると
液漏れや破損を招くし、高温だと逆に寿命が縮まるとの事だが
気をつけて常温で温める程度なら効果アリ。

しばらくはコタツ布団の隅に
お世話になることになりそうだ。



※やり方を誤ると電池破損や怪我の原因となります
真似をされる方は自己責任で行なってください。
また、破裂の危険がありますので電池を
遠赤ヒーターやストーブ、ファンヒーターに当てたりは
絶対にしないでください。