前日の天気予報ではくもり。
午前中には晴れ間も見えたものの
少しずつ雲が厚くなっている。
午前中には晴れ間も見えたものの
少しずつ雲が厚くなっている。
上京して就職後に色々と可愛がってくれた
取引先の社長が亡くなったこと。
取引先の社長が亡くなったこと。
入院中に一緒に見舞いに行った上司や先輩が
その事を私には伝えず
後になって人伝にその事を知ったこと。
その事を私には伝えず
後になって人伝にその事を知ったこと。
会社の体制が大きく変わり
契約の外部スタッフである私には
作業的な仕事が多くなり
逆に自分の意見などを発言する場は減ってしまい
仕事にやりがいを無くしたこと。
「俺たちとお前は違う」と無言の圧力を感じる疎外感。
ここ1ヶ月で身の回りに起こった変化は多い。
契約の外部スタッフである私には
作業的な仕事が多くなり
逆に自分の意見などを発言する場は減ってしまい
仕事にやりがいを無くしたこと。
「俺たちとお前は違う」と無言の圧力を感じる疎外感。
ここ1ヶ月で身の回りに起こった変化は多い。
そういえば、朝は何も食べていなかった。
何かを食べに行くか?
何かを食べに行くか?
そう思って、883のカバーを取ると
初秋に友達とコスモス畑の話をしたことが脳裏を過ぎる。
初秋に友達とコスモス畑の話をしたことが脳裏を過ぎる。
シーズンが終わってしまう前に撮りに行きたいが
あまり猶予も残っていない。
あまり猶予も残っていない。
よし、今から行こう!!
カメラをバッグのポケットに入れる。
とりあえず食事は後回しだ。
とりあえず食事は後回しだ。
若干、シーズンを過ぎてしまった感もあるが
なかなか美しい花が心を和ませる。
時折、冷たい風が花を揺らす。
ぽつぽつと降り出した雨が頬を叩いた。
まだ、濡れるほどの雨ではなかったが
段々と強くなってくるのが分かる。
段々と強くなってくるのが分かる。
生憎、合羽は持ってきていない。
まあ、たまには濡れながら走るのも良いのかもしれない。
まあ、たまには濡れながら走るのも良いのかもしれない。
そのままヘルメットとグローブを着けて
エンジンをかけると同時に
大きな雨粒がタンクの上に落ちた。
エンジンをかけると同時に
大きな雨粒がタンクの上に落ちた。
雨の国道を走るワンボックスの中から
子供が外を眺めていた。
子供が外を眺めていた。
バイクで走っている私に気がつき手を振っている。
私も満面の笑顔でハンドサインを返す。
私も満面の笑顔でハンドサインを返す。
俺もまだまだイケるはずだよな。
そうつぶやいて、再びスロットルを開いた。
バックミラーの中で雨に霞み消えていくワンボックスの中に
何か昔の夢を見たような気がした。
何か昔の夢を見たような気がした。
※この話はほんの少しフィクションです(笑)