27日 四万十市→高松市（香川県）

当初の予定では、高知県の実家で２泊し
もう少しのんびりと四国を満喫する予定だったが、
翌２８日の天気予報は雨となっている。

雨天時のペースアップは難しいうえ
雨や強風の中で明石大橋を渡って走るのも面倒だ。

勤務スケジュールの都合で
２９日中には東京まで戻らなければならない為
少しスケジュールに余裕を持って
午後から高知を出発することにした。

さて、午前中は親戚宅に出向き
お墓参りも済まさなければならないのだが
そのまま墓参りだけ済ませて帰るのも悔しい。

とりあえず、佐田の沈下橋を見に行って
そのまま実家の親戚宅やお墓参りなどを済ませ
昼食後に出発することにした。

佐田の沈下橋までは四万十市の市街地から
５ｋｍ程度なので楽にアクセスすることができる。

春の香りいっぱいの四万十川で
しばらくのんびりとしていたかったが
今回は親戚宅に向かう都合で
祖父母が同行していた為に、
10分程度しか滞在できなかった事が心残り…。

沈下橋を出発した後は
親戚宅を訪ねてお土産を渡したり
挨拶を済ませた後に
蕨岡を回って４３９号で市内に戻った。

写真は蕨岡の風景。

今回は走らなかったものの
国道４３９号は北に上って行くと大正町。
更に梼原を抜けて四万十川の源流を訪ねることが出来る。
過去に一度走ったことがあるが
狭路のブラインドコーナーが続く峠道なので
走りきるには時間と体力が必要だ。
また、機会があれば走ってみることにしよう。

その後は給油をすませ
実家に戻り昼食。
そして少し仮眠を取る。

庭の池に流れる水の音が心地よかった。
1時間ほど眠り、軽くお茶をして
４時前に四万十市を出発。

高知を出る前にと
国道５６号から海を見て休憩。

鯨ウォッチングの看板。
これも機会があれば見てみたいものだ。

そんなに距離は走っていないが
高速道路の給油ポイントが少ないので
昨日と同じく須崎市で早めの給油。

須崎ICから高知道に入り
そこそこのペースで走っていると
高知を抜ける前に日が沈んだ。

春と言っても夜間の山中を
１００ｋｍ/hで走っていると少し寒くなってくる。
愛媛と徳島県の境にある馬立PAで一時休憩。

山中にあるＰＡ。
売店は閉まり人もほとんどいないが、
自動販売機は営業している。

エアクリーナーの辺りを触って
手の感覚を元に戻し
缶コーヒーを飲んでいる
少し落ち着いてきたので
計画を練る。

とりあえず翌朝、
高松→神戸のフェリーを使うことを決定。
ならば宿は高松市で確保する方が良い。

１０年以上住んでいた香川県なので
ビジネスホテルのありそうな場所の見当はつく。

まあ、久しぶりに帰るのだから
友人にも会っておこうと
高校時代の同級生でバイク仲間だった友人に電話。

私：「もしもし、Ｋさんですか？」
電話相手のおばさん：「ちがうわ！！　んなこと分かっとるやろ！！」

ん、Ｋさん携帯変えたのか？

気を取り直して同じ道場に通っていた
バイク仲間のS君に電話する。
問題なく繋がった。

しかも、「ウチの会社にある事務所のベッドで泊まって良いよ」
という提案まで貰ってしまい
遠慮なく泊めてもらうことになった。

１０時頃にＳ君宅に到着。
奥さんにも挨拶して
彼にお土産に鯨の缶づめを渡す。

ちょっとコンビニに買い物に行き
事務所で少し飲みながら
久々にバイクやクルマの話で
深夜まで盛り上がった。