こんにちは、Hiroです。
高知県幡多郡大月町で10月末頃から11月の上旬にかけて、
コスモスとヒマワリの花が見られるという話を聞いて、
10月30日に妻と2人で訪ねてみました。
久しぶりにデミオでドライブです。
大月町までのルートは時計回りがオススメ
高知市方面から大月町までのアクセスルートですが、
ナビなどでは四万十市から
自動車専用道の中村宿毛道路を使って宿毛市まで抜け、
そこから国道321号線を南下するという、
反時計回りのルートを掲示されることが多いです。
しかし、ここはあえて四万十市から
国道321号線を土佐清水市方面に南下する
時計回りのルートをオススメします。
理由は簡単。
青い海を近くに感じながらクルーズできるからです。
日本の道路は左側通行なので、
時計回りでシーサイドのコースを走るととても爽快です。
できればオートバイやオープンカーで走ることができれば最高ですが、
コンパクトカーでも十分に爽快感を味わうことができると思います。
西に向かうコースなので、
午前中は太陽を背にして走ることになり、
不快な眩しさを感じることもなく、
快適な走行が楽しめます。
また、道中には美しい浜辺で人気の
土佐清水市の大岐海岸。
奇岩の風景で知られる竜串など、
多くの景勝地が点在してます。
竜串などは有名でご存知の方も多いので、
今回は個人的にオススメの
観光地化されていない叶崎(かなえざき)を少し紹介します。
竜串を抜け、国道321号をしばらく西に走っていると、
道路脇に小さな東屋(黒潮展望台)と駐車スペースがあります。
そこにクルマを止めて展望台に登ると
眼下にはこんな景色を望むことができます。
左手前に小さく見える白い灯台が
明治44年に建設されて以降、
今現在も現役で船の航海を見守り続けている叶崎灯台です。
実は叶崎は明治の歌人河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)に
「叶崎海岸を見ずして土佐風景を見たとはいえない」と言わしめたほど
隠れた名所であったりします。
西の足摺岬とも称される叶崎海岸は
大津大橋を越えた所で、
海側の旧道に入って行くことでアクセスできます。
余談ですが叶崎は「カップルで行くと恋が叶う」という
パワースポットでもあるようです。
町内に点在するコスモス畑
土佐清水市からさらに西に走ると大月町です。
10月の中旬を過ぎると、
国道321号沿いに1ヘクタールほどの
コスモス畑が点在しているのが目に付きます。
国道沿いには道の駅「ふれあいパーク・大月」もあるので、
休憩やお土産の購入に立ち寄ると良いでしょう。
新鮮な野菜や魚を入手することができます。
また、安寧芋(あんのういも)を干した「ひがしやま」という
非常に甘い干し芋が絶品です。
少し高価ですが、ぜひお試しください。
そのままでもいけますが、
軽く炙るとさらに美味しくいただけます。
清王地区の段々畑。
今年から解放された1ヘクタールの花畑です。
国道沿いなのでアクセスは容易です。
なお、2016年のコスモスは例年に比べて少なめであったとのこと。
例年であれば少し奥の芳ノ沢国営農地に
ウインドファームの風車をバックに
4ヘクタールの広大なコスモス畑が出現するのですが、
農地に疫病が発生したため使用できなかったようです。
それでも、 満開のコスモスは綺麗でしたよ。
コスモスの小道を歩く
花蜂たちも今年最後の仕事に精を出しています。
遅咲きのヒマワリを満喫できる頭集(かしらつどい)地区
頭集(かしらつどい)地区のひまわり
国道321号線から柏島方面に曲がり、
途中を右折していく必要があるので、
地図がないと迷うかも知れません。
道の駅の観光案内所で地図を配布していますので、
そちらを参考にすると良いです。
道中は所々にのぼりが立っているので、
それを目印に向かいましょう。
県道からそれた最後の道はかなり狭いので、
対向車に注意して進んでください。
対向車が来たら無理して進まず、
少し広い場所までバックするよう心がけるなど、
余裕を持った運転を心掛けましょう。
シーズン中は駐車場までたどりつけば
係りの方が案内してくれます。
ヒマワリは有料で購入することもできますよ。
10月末のこの時期。
これだけのヒマワリが咲く場所となると、
なかなか他では見つけることができませんね。
ヒマワリ横のあぜ道を歩くこともできるので、
家族で記念写真を撮るなどの楽しみもあります。
ちなみにモデルは妻です。
なお、コスモス畑、ひまわり畑ともに私有地ですので、
節度を守って楽しみましょう。
おまけで宿毛市の夕日が見られるかも
最後に立ち寄った宿毛市。
日が傾き始める頃に大月町を出発し、
国道321号を北に走ると宿毛市に入ります。
宿毛市は「だるま夕日」で有名なスポットで、
水平線に沈む夕日を楽しむことができます。
この日はスケジュールに余裕がなく、
水平線に沈む夕日を撮れるスポットまで移動できず、
道の駅「すくも」からの夕日でした。
尚、冬になればもう少し左に太陽がズレるため、
この位置からだるま夕日を眺めることもできます。
いかがでしたか?
今回紹介した四万十市より
国道321号線を時計回りに走るルート。
時間に余裕があれば足摺岬や柏島まで足を延ばすこともでき、
地元のバイクツーリング好きには
サニーロードとも呼ばれている
密かに人気の国道ルートです。
帰りは宿毛から四万十市方面まで、
自動車専用道で一気に帰ることができます。
1日のんびりと景色を楽しみながら
ドライブできるコースとなっておりますので、
四万十〜足摺〜宇和島方面を旅行される方には
ぜひオススメしたいです。
それでは、楽しいカーライフを。