こんにちは
もともと、私はバイクツーリングが趣味だったのですが、
2009年に行った日本一周撮影旅行での交通手段も
やっぱりバイクを選択した理由を含めて、
撮影旅行をする上でのバイクのメリットをあげてみたいと思います。
目次
1、狭い脇道でも迷わず寄り道できる
2、道路脇に停車しやすい
3、五感で四季を感じることができる
4、多少の荷物は気にならない
5、強力なライダーネットワークを利用できる
1、狭い脇道でも迷わず寄り道できる
バイクはその機動性と小回りがきくことから、気軽に脇道にそれる事ができます。
旅に目的地があった場合、自転車や徒歩ではあまり多くの寄り道はできません。
間違って数キロメートルも進んでしまった場合には、
リカバリーに同じ時間がかかってしまい、
時間内に目的地に到着できなくなってしまうからです。
また、車では躊躇してしまうような狭い道でも、
バイクは簡単にUターンする事ができます。
山の中の狭路を数キロもバックするなんて考えたくありませんね。
国道から逸れて入った道の先に、
素晴らしい景色や珍しい出来事に出会える事もあります。
写真好きなら、見逃したくはないですよね。
だからこそ、バイクを選ぶのです。
2、道路脇に停車しやすい
峠道などを走っていると、不意に景色の良い場所に出会う事があります。
それが多少でも交通量のある道だった場合、
クルマで走っている時には、すぐに止まったり、
Uターンすることが難しいことが意外と多いのです。
また、その道が非常に狭い道だったら、他のクルマに対する迷惑行為にもなります。
写真家を名乗るなら、最低限のマナーは守りたいですよね。
停車できる場所まで数キロ走って、歩いてポイントに戻る。
あなたなら何キロ歩けますか?
バイクなら、ほんの少しの隙間に停車することができますよ。
3、五感で四季を感じることができる
バイクは五感で四季を感じることができる乗り物です。
ガラスに遮られ、エアコンが付いているクルマでは、
意図しなければ難しことですが、バイクならそれが普通です。
「寒い」「暑い」がストレスになることもありますが、
辛い分だけ、出会った景色の素晴らしさを噛みしめることができます。
また、雨の匂いや風向き、雲の形などにも敏感になります。
気持ち感覚の解像度が高くなるような感じでしょうか?
敏感になった分だけ、トラブルを避けたり、
シャッターチャンスを予測する力も身についてきます。
4、多少の荷物は気にならない
自転車や徒歩の旅ですと、
どうしても荷物の重量が体力的な負担につながります。
バイクならクルマほどではないですが、
自分自身で運ぶわけではないので、
多少のサイズや重量増は許容できる懐の深さがあります。
キャンプ用に少し大きめのサイズのテントを持参したり。
調理用のクッカーを豪華にしたり。
撮影用のカメラも、徒歩旅や自転車では、
積載量や重量の関係で、
コンデジや一眼カメラに高倍率ズーム1本だけの旅だったとしましょう。
バイクなら大口径の交換レンズを一本。
コンパクトな三脚を1本。
それだけでも表現の幅が広がりますよ。
5、強力なライダーネットワークを利用できる
一般的にクルマで旅をしていると、
情報交換は店舗や観光案内所、
宿などに限られてしまいがちです。
しかし、バイクで旅をしていると、
意外に思われるほど、ライダー同士の連帯感を感じることが多いです。
クルマでも宿やキャンプ場などでは、
お互いの旅で得た情報を交換し合うことも容易ですが、
バイクなら峠の自動販売機でコーヒーを飲むとき。
コンビニで休憩中。道の駅の駐車場で。雨宿りの東屋で・・・・・・。
あらゆる場所で、かなりディープな情報交換が可能です。
もちろん、人によっては寡黙な方もいますので、
最低限のマナーは必要ですが、
RPGの酒場のように気軽に挨拶してみてください。
びっくりするような情報を入手できることがありますよ。
いかがでしたでしょうか?
他にも色々とバイクならではのメリットは存在します。
少し興味を持ったなら、
こちらの世界に足を踏み入れてみるのも、
面白いかもしれません。