とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

スポーツスター試乗

さて、昨日の続きです。

装備を整え車両に向かいます。


まず、乗ってみたのは
【1200R】(05年モデル)
昨年のフルモデルチェンジでエンジンが
ラバーマウント化されて2年目のモデルです。

大型二輪、初の公道デビュー!!

跨ってエンジンをかけると、身体にエンジンの鼓動が伝わる。
排気音はパルス感はあるものの
マイルドで静かな感じです。
さて、なれないウインカースイッチで合図を出して
アイドリングからクラッチをつなぐと
そのままスルスルと加速していく。
少し回すと振動はラバーマウントに打ち消されて
巡行域では不快な振動はほとんどない。
ポジションもライザーで若干手前に変更されているとはいえ、
思ったよりラクチンです。

2速のまま回していくと、あっさり60km/hに到達。
まだまだ、エンジン回転にも余裕があります。
5速ミッションですが、60km/h以下では
基本的に2、3速しかいらないようでした。
どこからでもアクセルを開けると力強くトルクフルに加速します。
発進時にラフにアクセルを開くとホイルスピンするかもしれません。
個人的には2速3000rpmくらいが気持ちがいいと感じました。

1200Rは「ハーレー」=「振動&爆音」って言うイメージに反して
気持ちの良いパルス感、静かでスムーズに回るエンジン、
アイドリング時には身体に伝わる振動。
バランスもよく乗りやすくて、そこそこ速い良いバイクでした。


次に試乗したのは

【XL883】スタンダード(02年モデル)

以前説明を受けたワンオーナーの中古車です。
この02モデルは、エンジンマウントに
ラバーを使用しておらず。
ダイレクトにエンジンの振動が車体に伝わります。

エンジンをスタートすると
ノーマルマフラーにもかかわらず
乾いた不等間隔の排気音が響きます。
これはマフラー交換不要かもしれない。
でも、シャラシャラというエンジンのマシンノイズも
こっちが多いかな。

さて、跨ってスタートしようと
1200Rと同じ容量でクラッチをリリースすると
カッコ悪いことにエンストしてしまいました。
1200Rと比べると、流石に400ccも排気量に差があるだけに
トルクは若干薄いようです。

最徐行でのスタートの場合。
1200だとアイドリングでクラッチをリリースしつつ
アクセルを徐々に開く感じでしたが
883だと極微量アクセルを開きながら
クラッチをリリースしていく感じ。

ん、レスポンスは883が上かな・・・って感じて
徐々にアクセルを開けてみるものの
振動もアクセルを開けば開くほど激しくなってゆく。

1200の方がラクだし、ツーリングにも良いのかなと
色々考えながらしばらく走っていました。
徐々にコースは山沿いの道に差し掛かります。
緩やかなコーナー2速で抜けて3速へ
そのまま60km/hで巡行。
あれ、何か気持ちいいんですけど。
パタタタタ・・・・。って感じで続く排気音。
心地の良い振動。
何だかこのまま、どっかツーリングに行ってしまいたいような・・・。

シフトダウンの時にいつもの調子で素早くアクセルをあおると
時々パスッって音がするのが気になりますが・・・。
国産スポーツのように瞬時にクッとアクセルをあおる感じではなく
ググッって感じで開いていけば、
ゆっくりとそれに答えてくれるようなイメージ。
少し燃料が薄いのかな?
後半は気持ちいい回転域と鼓動感を楽しみながら
帰ってきました。


続いて1200Sに乗る予定で
エンジンをかける。
排気音は排圧が高いのか
乾いた軽い音ではなく
883より低音が少し太目の音。

振動も大きめ。
さて、出発と跨ったまでは良かったのですが
突然、大雨が振り出しました。

これは、ダメだなって事になって
この日の試乗は終わりになりました。

「さて、どれがいいのかなぁ」と迷いつつ
雨宿りの為にショップの中に。
さて、どうしたものかなぁ。

すみません。もう少し続きます。