とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

DJEBEL200 (ジェベル200) - 3日間 800kmの相棒 -

イメージ 1

DJEBEL200 (ジェベル200)
SUZUKI MOTOR CORPORATION

全長 2150mm  全幅 805mm  全高 1150mm  軸距 1405mm
最低地上高 260mm  シート高 810mm  乾燥重量 108kg  
定地燃費 53.4km/l(60km/h)  最小回転半径 2.3m
燃料タンク容量 13L

エンジン型式 H402・空冷・4サイクル・単気筒  総排気量 199cc
エンジンオイル容量 1.1L 弁方式 SOHC・2バルブ
キャブレター型式 BST31
始動方式 セルフ式(キック式併設)  点火方式 CDI式

最高出力 15 kW ( 20 ps) / 8500 rpm
最大トルク 18 N・m ( 1.8 kg・m) / 7000 rpm




イメージ 2
さて、これまでタイトルが「北海道ツーリング」なのに
さっぱりバイクが出てこなかったのですが
2日目以降はレンタルバイクを借りて
実際に念願の北海道を走りました。

ツーリングの記事に入る前に今回のツーリングの相棒となった。
レンタルバイク「スズキ ジェベル200」を紹介します。

最初は過去に愛車として乗っていたミドル高速ツアラー「ZZR400」や
スタンダードネイキッドバイクの「CB400」。
クラシックテイストのニューフェイス「W400」なども考えたのですが、
前々からオフロードバイクに興味があって
125ccのオフロードを検討していた事や
ロングセラーであるエンジンの信頼性、
燃費の良さ(30~40km/L)と航続距離(13Lタンク)などから
ジェベル200」をチョイスしました。


初対面の感想は
「小さい」、「安っぽい」です。
実際にスタンドを外して押してみても
自転車を押すような感じで取り回せます。

いつもの相棒「スポーツスター883」が乾燥重量 237kg。
油脂類等の事も考えてみると120kg以上軽いので当然ですね。

足つきはオフ車にしては上々で
片足なら身長169cmで短足の私でもべったりつきますし
両足でも不安はありません。
大きなキャリアとライトガードが標準装備で
オフロードツアラーとしての雰囲気を盛り上げてくれます。

夜間の視認性は車のハロゲンと変らず安心できますし
自分の愛車にするならHIDと小型シールド・ナックルガードを装備すれば
最強のツアラーになりそうな気がします。


ゆったりしたハンドルポジションとフラットで肉厚なシートは
乗り心地&操作性共になかなか良いです。
タンクは細身ですがニーグリップもでき
やや直進傾向が強い為、
問題なく手放しもできます(普通はしないでください)。

もちろん、長く乗っているとお尻は痛くなりますが
前後にポジションを移動したり
スタンディングも併用すれば1日500kmくらいは走れると思います。


イメージ 3

メーター周りはオド・トリップメーター
別体のライト、ウインカー、ニュートラルインジケーター。
燃料計はないのでスポーツスターと同じで走行距離と燃費から概算します。
スピードは140km/hまで表示されていますが出ません。

時計は着いていないので
ハンドルバーにドンキホーテで買った
安い防水腕時計を付けてみました。

各種HPのインプレで「遅い」「メカノイズがうるさい」
「回すと振動がひどい」と書かれていたので
ちょっと心配していましたが、
今回のツーリングでは実際に800km程度の走行を体験したのですが
ノーマルで十分な性能を持っていると思います。

ただし、実用スピード域は~110km/hくらいまでで
5速で登り坂に入ると徐々にスローダウンしてしまう傾向があります。
高速道路も使用しましたが
80~90km/hくらいで巡航するのが無難だと感じました。


絶対的パワーはないのですが
パワーウエイトレシオ的には883とあまり変らないし
車体が軽く、かつフラットなエンジン特性は実際にダートでも安心して扱えて
林道にでも、どこにでも気軽に入っていけます。
(ただし、1速はスピードが出ないので発進用にしか使えません。)
フルスロットルも恐くないため峠などでは
なかなか使い切れてオモシロいバイクです。


ブレーキはフロントディスク・リアドラム。
フロントが弱めで少し強く握ってもロックしませんが
リアはそこそこ利くので強めに踏むと簡単にロックします。

ライディングポジションはミッドですが
ワインディングのコーナー時には
リアのイン寄りに体重を預けて後輪を軸に旋回し
リアブレーキで調整しつつ、フロントを使う感じ。

つまり、特性はスポーツスターとあまり変らないので
個人的には非常に乗りやすく
実際に峠区間でもはスポーツスターよりも扱いやすく軽い為
いつもより速く走れたような気がします。

メカノイズや振動に関しては
ラバーマウント化される前のスポーツスターと比較した感じ
かなり静かで楽に感じます。
高速走行後に少し手がしびれたりはしますが、
少し厚手のグローブを装備すれば
正直、全く気になりませんでした。


今回の3日間のツーリングを終えて
総合評価はかなり高く感じました。
オールラウンドをこなせるツアラーといった感じでしょうか。

余裕があればセカンドマシンに欲しいくらいです。
本気で125ccのジェベル購入を検討しようかなぁ。

※絶対的なスピードはないので、パワーやスピードのあるオフが欲しいなら避けたほうが無難です。
※あくまで個人的な感想なので、購入して「遅かった」とか言われても責任は取りません。