とさでいず

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「西川花公園」高知市から気軽に行けるオススメ桃源郷

こんにちは、Hiroです。

 

この記事は前回の桜スポット鏡野公園の続きで、高知空港のある南国市のお隣、高知県香美市と香南市のお花見スポットの紹介になります。

2018年の桜はもうシーズンを過ぎてしまいましたが、2019年以降のお花見の参考になれば幸いです。

 

気になる方はこちらの記事もご覧ください。 

www.tosa-days.net

 

 

龍河洞の麓にたたずむ桜の棚田「清水公園」

鏡野公園を出発したあと、野市の街で食料を補給して西川花公園に向かおうと、県道22号線を一路南へ。

鏡野公園から野市方面に抜ける途中、日本三大鍾乳洞の1つ龍河洞の裏手にあたる山の麓に、棚田を彩る桜の花が見えました。

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OLYMPUS OM-D E-M1
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
52mm F7.1 /  1/250s / iso200  

 

香美市土佐山田町逆川の「清水公園」。

鏡野公園や西川花公園に比べるとマイナースポットなのか、あまり人はいませんでした。

 

 

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 デミオを駐車した県道脇のスペースには、レンゲの花が満開です。

 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
150mm F2.8 /  1/640s / iso200  (クロップ)

 

春になって、蜜蜂たちも忙しそうに働いていました。

 

 

 場所は県道22号のこの付近です。

 

 

 

花桃・桜・菜の花と花満開の西川花公園 

県道30号を山に向かって走っていると、左手に西川公民館が見えてきます。

花公園は里山の休耕地を再利用した公園で、敷地内に専用駐車場はありません。

花祭りの期間外であれば、君子方神社の駐車場も使えるようですが、花祭りのシーズン中は手前の西川公民館の駐車場に車を置いて、公園まで歩くかたちになります。

 

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県道から見た西川花公園。

小さな山の一面が、全て花で埋め尽くされています。

手前の黄色が菜の花、ピンクが枝垂れ桜、花桃、ソメイヨシノと花盛りですね。

 

 

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山の上には展望台が設置されていて、上から花を見下ろせます。

祭りの期間中は、展望台から右の青く見えるところに屋台のテントが張ってあり、ちょっとした食べ物やデザートを購入することができます。

 

 

西川花公園とは

高知県香南市香我美町中西川、棚田や段々畑があった高知の里山。

耕作放棄地が増える中、数年前から西川地区活性化推進協議会の約30人の皆さんが休耕地を再び整備して完成しました。

約70アールにもなる敷地で約50万本の菜の花が栽培され、山には仁淀川町からハナモモを移植したほか、ソメイヨシノや山桜など計約700株以上を植樹。

年々その花は美しさを増しています。

 

公園は入場料なども無料になっておりますが、来年も素晴らしい花を見ることができるよう屋台で何か購入したり、募金箱に心付けを入れたりしておきたいものです。

 

西川花公園の景色

外から見た公園も十分キレイに感じたのですが、中に脚を踏み入れると驚きの景色が広がっています。

 

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一面に咲き乱れる菜の花と、菜の花の海の中に浮かぶ花桃の赤や桃色の花。

 

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午後4時ごろになると、やや色づいた黄金色の光が花桃と桜の森に差し込み、公園内の小道はまるで幻想の世界のようです。

 

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菜の花と花桃の小道で撮影

 

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浮遊写真が撮れる!? 西川花公園「幸せのジャンプ台」

ひとしきり花と景色を楽しんだら、 西川花公園の誇るアトラクションに(笑)

 

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最近、西川花公園の情報を調べている際、目に入っていた西川ジャンプ台こと「幸せのジャンプ台」。

 

菜の花と同じくらいの高さに設置されたジャンプ台です。

収穫用のコンテナにコンパネを設置した簡単な台ですが、これがあることで写真家「林ナツミ」さんの「浮遊」のような写真が撮れるという粋なセットです。

 

 「林ナツミ」さんの「浮遊」の写真集はこちら。

 

立札の横には小道具の竹ボウキもセットされています。
これがあれば「魔女の宅急便」のような写真が撮影できますね。

 

上手な浮遊写真の撮り方

デジカメ(フィルムも)での人物が空中でブレない、いわゆる「浮遊」的な写真の撮影方法ですが、基本的に標準画角のレンズであれば、シャッター速度を1/500以上にセットしておけば、大体は空中で止まって撮影できます。

シャッターモードは連写にしておくと、良いコマだけを選択できるので便利です。

写真初心者の方で難しい設定ができない方は、ミラーレスやコンデジのシーンセレクト(簡単撮影モード)で、「スポーツモード」にセットすることで、キレイに撮影できる確率がぐっと上がります。

 

スマホで撮影する場合、撮影用のカメラアプリを変更すれば、シャッター速度を変更できますが、付属のカメラアプリでは細かい設定ができません。

しかし、スマホがiPhoneでしたら、積極的に高速連写モード(バーストモード)を活用しすれば、それらしい写真が簡単に撮影できます。

少しぶれる場合は、しゃがんで台と同じか少し上程度にスマホを構え、若干見上げるようにして明るい空を広く写るようにフレーミングすると、シャッター速度が上がります。

 

 

 

「西川ジャンプ台」で実際に撮影してみた

ということで、妻にジャンプしてもらいました。

 

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OLYMPUS OM-D E-M5
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
18mm F6.3 /  1/1250s / iso400 

 

 1、2、3、ジャーンプ!!

 

うん、浮遊っぽいですね。

はい。

 

もう上半身が前傾だったら、より「らしい」絵が撮れたと思います。

 

 

しかし、これでは大してオリジナリティもないし面白くないので、私自身もモデルになって少し楽しんでみましょう。

 

ここからはイメージです(笑)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ドローンのように箒に乗って空撮って気分を楽しもう。

 

まずは空中のほうきに飛び乗る、スタイリッシュな騎乗(箒乗)スキルを発動!! 

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魔法で浮かせたほうきに飛び乗ります。

 

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騎乗完了!!(尻が痛そうですw)

 

 

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ホウキに乗って空撮した景色はこんな感じ。
※実際は展望台から撮影した景色です。

よし、空から景色も見たことだし、このまま妻を置いて遊びに行こうっと…

 

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おい、どこに行く、待て!!

 

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げ、速い!!

 

f:id:hiro-ride:20180403161713j:plain鉄拳制裁!!

 

 

「 幸せのジャンプ台」みんなでジャンプするだけでも楽しいですが、こんな感じで楽しむこともできますよ。

 

私が写っている写真はE-M5を連写設定して、妻に撮影してもらっています。

最後の写真は路肩にバッグを置いて、三脚代わりに撮影。

設定は絞りはF6.3固定で、シャッター速度は1/800sから1/1000sです。

 

マイクロフォーサーズのミラーレスの場合、F6くらいに絞っておけば大体パンフォーカス気味になるので、高速シャッターも簡単に対応できます。

フルサイズの場合、もう少し絞ってISOアップしシャッター速度を稼ぐと良いでしょう。

 

 

 

 

西川花公園までのアクセス

 

  • 香南市営バス 中西川バス停下車
  • 香南市香我美町中西川 君子方神社前 
  • 高知自動車道南国ICから車で約35分
  • 高知龍馬空港から車で約25分

 

西川花公園は香南市の野市(のいち)から香我美町(かがみ)に入り、片側1車線ずつの県道30号を走っていけば、道路も走りやすいので、混雑さえしていなければすぐに到着します。 

花祭りでは公園内に売店が出ていますが、それ以外の日はお弁当やお菓子の調達は難しいので、少し野市で購入しておくとよいでしょう。
※ゴミは各自で持ち帰りましょう

 

 


西川花公園

住所:(高知県香南市香我美町中西川684)


【西川花祭り】
開催期間:2018年3月18日(日)~4月1日(日)
開園時間:9:00~17:00
駐車場:近隣に臨時駐車場あり(台数に限りがあります)
お問い合わせ先:0887-56-5200(香南市観光協会)

駐車場:西川公民館(無料)

 

 まとめ

香南市の西川花公園。

こちらも鏡野公園と同様、高知市や空港からのアクセスも良く、イチ押しのお花見スポットです。

綺麗に整備された公園で、桜並木を見ながらのんびりするなら「鏡野公園」がオススメですが、ちょっとインパクトのあるお花見が楽しみたい方、自然の中で色々な花を楽しみたい方には「西川花公園」が良いでしょう。

今回は車で回っておりますが、高知市や南国市(空港)スタートであれば、ロードバイクやクロスバイクで、お花見ポタリング(サイクリング)として気軽に走れる距離となっています。

自転車乗りの方で、高知のお花見を楽しみたい方は香美市、香南市のツーリングも企画してみてくださいね。

ちなみに私たち夫婦はこの日、西川花公園を出発した後、物部川を河口まで下って野外ステージ「天然色劇場」のある桜づつみ公園に立ち寄り、夕日を見てから宿に戻りました。

 

それでは、皆さん楽しい春を満喫ください。

 

 

撮影機材: