とさでいず

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Sonata Arctica「Reckoning Night」 (レコニング・ナイト)

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久々のメタルレビューです。
かなり有名なメタルバンドなのに、
ずっと聴いたことがなかったフィンランド
ソナタ・アークティカ」。

運転中のBGMとして試しに購入した結果、
見事にハマることになりました。

この作品は4作目になります。
他の方のレビューを見てみたところ
落ち着いた感じとか、大人っぽくなったと
書かれているところもありましたが、意見は賛否両論。

私は4作目の後で1作目の「ECLIPTICA」を聴いたので
そういった印象ではなかったのですが
確かにこちらの方がパワー感があると思いました。

ちなみに音質はそこそこです。

少しまとまりすぎているような気もしますが
そこは良い方に解釈するべきでしょう。

お気に入りは、といっても良い曲が多いので
解説みたいになってしまいますが

1~2曲目で段々と
その世界感に取り込まれつつあるときに
一気に気分を盛り上げてくれた3曲目、
「Ain't Your Fairytale」
疾走ナンバーなのですが、サビを中心に口ずさみたくなるメロディが
物語の幕開けを予感させました。

そして、賛否両論あるインスト曲
「Reckoning Day, Reckoning Night」
は次のトラック「Don't Say a Word」と
絶妙なつながりを見せ発展していきます。
セットで好きな曲ですね。

6、「The Boy Who Wanted to Be a Real Puppet」
ミドルテンポ曲で、メロディラインが綺麗です。
個人的に好きなのは童話のようなその歌詞。
人形になる少年・・・。
ファンタジックな世界観が好きな方にも良いかも。


7、「My Selene
再び疾走ナンバーで、メロディも含めてかなりい感じです。
好きなフレーズは「Hidden from daylight~」ってところ
サビもいいです。
カラオケにあったら歌ってみたいナンバー。

その後も異様な語りから始まって、
いきなりヘヴィになりカッコイイ、「Wildfire」も良いし。

中盤までゆっくり聴かせて、後半アップテンポになってくる
「White Pearl Black Oceans...」物語のクライマックスを感じさせます。
ジャケットのイメージが結びつく1曲ですね。

ラストナンバー(ボーナスを除く)「Shamandalie」は
唯一のバラードで、エンディングにふさわしいと思います。

このアルバム、メロスピ専門の方には向かないかもしれませんが、
何度か聴いているうちに、ふと違った魅力を感じられるフレーズがあり
色々なジャンルを楽しめる方には、是非オススメしたいです。