とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

不遇な旗艦(E-M1)を迎え入れ

前々からM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4x の導入は計画しており、キタムラのネット中古を何気なく見ていた。

大柄のレンズを装備するとなると、
グリップがしっかりしたE-M1の価格状況も気になるなぁ。
と何気なく思って、そちらも検索してみたところ、
最安値でも7万円代の後半スタートと言った感じ。

そんな中、1点だけ6万円代の本体が登録されているのを発見。
確認してみようとクリックするも、画像は登録されていない。
表記は並品で、スレ、キズあり。
付属品はボディキャップ、バッテリー、充電器、ストラップ、説明書。

地元のキタムラ店員のお姉さんに聞いてみると、
「発売当初に購入されて、酷使された機体なのかもしれませんね。」
とのこと。

まあ、それでも
妙に気にかかり、
取り寄せ確認後のキャンセル料は不要とのことで、取り寄せてみた。

付属品については欠品が多い。
元箱、アプリケーションディスク、保証書、外付けのクリップオンストロボなどは紛失されていたようだ。

見た目は多少、スレや塗装剥がれはある。
各ボタン類やファインダー周囲にチリが多く、あまり綺麗とは言えない。

確かに酷使されていたのかな?
とも感じたが、念のために裏コマンドを入力して、
シャッター回数を確認。



イメージ 2

ん、3000ショット未満だと?

では、ついでにファームウェアのチェックをしてみましょう。

イメージ 3

今月にはバージョン4が公開されるというのに「バージョン1.0」って・・・・・・。

どうやら、この機体は写真好きなオーナーに購入されたのではなく、
なんとなくデジカメに興味が出た初心者が買ったものかもしれない。
とはいえ、フラッグシップでボディ価格は14万円くらいはしたモデル。
例えばお金に余裕があるが、デジタル機器には疎い高齢者とかなのか?
フルサイズメインで、気まぐれで買われただけなのか?

キズ自体はストラップピンとボディ接点のスレ。ボディ下部の接地部分のみ。
落下やぶつけたような形跡は無い。
液晶がタッチパネルのせいか、一部にやたらとこすったようなあとがあるが、
フィルムは貼ってあるようなので、張り替えれば問題なさそうだ。

初代E-M5では追加できないライブコンポジットなどの機能もある。
インターバルによるタイムラプスムービーも可能だ。
ファームアップすれば、鳥撮りに高速連写のCAFや被写界深度合成も追加される。


それにしても、15万ショットの耐久を持つE-M1が3000ショット。
それもファーム更新もされず、付属品も紛失して6万円代か・・・・・・。

恵まれた血統に生まれたが、主人には恵まれず戦場を離れた不遇な侍のようだなぁ。
そんなことを考えつつ、いろいろとテスト撮影していたところ、
最終的に情が湧いてしまい、帰宅時にはバッグの中に収まっていた。

もう一度、私の元で、フィールドに連れ出してやろう。




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