とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

久々に走ってみた

5月30日に四国カルストまで220キロほど走ってから1ヶ月。
ジェベルは駐車場のスミでシートをかぶって放置されていた。
ツーリング用のフルフェイスも棚でホコリを積もらせている。

オートバイに興味がない訳ではないのだが、
100キロ程度のツーリングなら、
自転車ツーリングの達成感の方がオートバイのそれよりも楽しく感じ、
なんだか気乗りがしないでいた。



6月30日は午後から予定が入っていなかった。
とりあえず、チェーンに注油を行い
エンジンをかけて近場を走ってみる。

国道32号を北へ。
上りの峠では登坂車線を走る軽トラをパスする場合でも
ギアを1速ダウンしフルスロットルにしても、
じわじわと追いつくのみでパスできない事が多いのはストレスだった。
1時間弱で40キロほどの距離にある大豊町に到着。
何とも物足りない。

で、香川県の友人に「今から、うどん食べに行くわ」と電話をかけて、
そのまま高松市へ向かった。

イメージ 1


祖谷の付近で眠気に襲われたので休憩。イメージ 2
気付けに菓子パンと缶コーヒーで一服。

夕方には高松市に到着し、7時ごろに友人と落ち合った。
彼が言うには、すぐもう一人の友人が到着するというので、
その場でしばらく待っていのだが、
うどん店のラストオーダーの時間を過ぎてしまい、
久しぶりに集まった友人とその奥さんを交え
ファミレスで世間話をして、
夜10時に帰路についた。

ちなみに現在、香川県高知県よりも
ガソリン価格が10円ほど安い事から、
高松市を出る前に満タン給油をしておいた。
燃費は37km/lだった。

翌日は仕事であったが、
高速道路を使わずに国道32号線で
深夜の四国山脈を抜ける。

久々の日帰りでの長距離ライド、
流石に200キロを超えた付近から尻が痛くなってきたが、
途中の道の駅にあるベンチで仮眠を取ったりしながら、
深夜1時30分には300キロを走り終え、
アパートに帰着した。

ジェベル200はオンオフ問わずに走ることができ、
素晴らしく燃費も良いので旅バイクとしては気に入っている。

ただ、私にとってこのバイクは、
日常の延長に旅を置くタイプのバイクで、
乗ったらすぐに非日常へ誘うタイプのバイクではない。

過去に何台もバイクに乗ってきたが、
このタイプのバイクは原付のジョグアプリオくらいのもので、
それ以外のバイクは「乗ること」そのものが、
思考のスイッチを切り替えるポイントだった。

したがってこのバイクで、感覚を切り替えるとするなら、
旅を日常とするロングツーリングに出る必要があるような気がする。

今回も旅のスイッチが微妙に切り替わる感覚を味わったのは、
深夜に峠を走り始めた頃だった。
確かに林道を考えると面白いオートバイではあるのだが、
林道の景色には興味があるが、そこをオートバイで走ることにはあまり興味がない。
そんな訳で、日帰り中心で走るのであれば、もう少し尖ったバイクの方が
気分転換には良いかもしれないと感じた。