6月5日
午後からジェベルで林道(ダート)を走ってみることにしました。
場所は安芸市と馬路村間を走る猿押林道(奥栗一谷林道)です。
午後2時過ぎに自宅を出発し、
国道55号線をのんびりと東に走り、安田町から県道12号に入ります。
しばらく渓流に沿って走ると、馬路村に到着。
この馬路村は近隣に温泉施設や
安いキャンプ場も点在しており、
高知県東部を中心としたツーリング拠点にも良い場所だと思います。
東京近郊なら檜原村のような雰囲気です。
ふるさとセンターで、「ごっくん馬路村」という
ゆずジュース(100円)を飲んで、
4時30分頃に林道へ向かいます。
夕方にソロで林道へ侵入すると、
トラブルの際には色々と
問題があります。
私はオフロード経験が、
北海道のフラットダートや
相模川の河原程度しか無い事もあり、
腕には自信が無いので、
ガレ場などが多かった場合は
引き返して日を改める予定でした。
しかし、実際に走ってみると
路面はほぼフラットなダートです。
時折、小さな落石の跡がありますが、
ガレ場や泥が溜まっている部分も無く、
走りやすいと感じました。
景色も良いのですが、
コースはブラインドコーナーが多いので、
ペースアップは難しいですね。
下りのブラインドコーナーで
崖側にコースアウトしたり、
4輪と出会い頭の事故は控えたいので、
必然的に20~30キロでの巡航です。
安全運転なので、リアが滑っても
余裕を持ってリカバリーしながら
楽しめました。
馬路村からダートに入ってすぐの景色です。
見晴らしの良いところが多く、
ビッグオフでも楽しめそうです。
ストーブとコッヘルを持ってきて、
途中の広い場所で、
景色を眺めながら
昼食というプランも面白そうです。
森の中ではウツギの花が満開でした。
スズメバチも飛んでいたので、怖かったのですが1枚撮影。
路肩に余裕がある場所に焚き火の跡が。
誰か野営でもしたのでしょうか?
安芸市の方からダートに進入する場所にある看板です。
安芸市の公園にある岩崎弥太郎の銅像。
安芸には岩崎弥太郎の生家があります。
余談ですが、人気大河ドラマ「龍馬伝」では、
弥太郎が龍馬の家を訪れるシーンが何度も描かれています。
しかし、高知城付近から弥太郎の生家まで
現在の道で約40キロありますから、
道路事情も悪い江戸時代を考えると、
馬でも使わない限り幼馴染という設定は無理がありますね(笑)
最後に手結の岬で夕日を見ることができました。
ぶらりと半日の行程でしたが、
なかなか充実したツーリングでした。
ダートの走行を考え、カメラはGRD2(28mm単焦点)のみだったので、
夕日のアップなどを撮れなかったのが、少し残念です。