午後からジェベルで林道(ダート)を走ってみることにしました。
場所は安芸市と馬路村間を走る猿押林道(奥栗一谷林道)です。
午後2時過ぎに自宅を出発し、
国道55号線をのんびりと東に走り、安田町から県道12号に入ります。
しばらく渓流に沿って走ると、馬路村に到着。
この馬路村は近隣に温泉施設や
安いキャンプ場も点在しており、
高知県東部を中心としたツーリング拠点にも良い場所だと思います。
東京近郊なら檜原村のような雰囲気です。
ふるさとセンターで、「ごっくん馬路村」という
ゆずジュース(100円)を飲んで、
4時30分頃に林道へ向かいます。
トラブルの際には色々と
問題があります。
私はオフロード経験が、
北海道のフラットダートや
相模川の河原程度しか無い事もあり、
腕には自信が無いので、
ガレ場などが多かった場合は
引き返して日を改める予定でした。
しかし、実際に走ってみると
路面はほぼフラットなダートです。
時折、小さな落石の跡がありますが、
ガレ場や泥が溜まっている部分も無く、
走りやすいと感じました。
景色も良いのですが、
コースはブラインドコーナーが多いので、
ペースアップは難しいですね。
下りのブラインドコーナーで
崖側にコースアウトしたり、
4輪と出会い頭の事故は控えたいので、
必然的に20~30キロでの巡航です。
安全運転なので、リアが滑っても
余裕を持ってリカバリーしながら
楽しめました。
馬路村からダートに入ってすぐの景色です。
見晴らしの良いところが多く、
ビッグオフでも楽しめそうです。
ストーブとコッヘルを持ってきて、
途中の広い場所で、
景色を眺めながら
昼食というプランも面白そうです。
森の中ではウツギの花が満開でした。
スズメバチも飛んでいたので、怖かったのですが1枚撮影。
路肩に余裕がある場所に焚き火の跡が。
誰か野営でもしたのでしょうか?
安芸市の方からダートに進入する場所にある看板です。
安芸市の公園にある岩崎弥太郎の銅像。
安芸には岩崎弥太郎の生家があります。
余談ですが、人気大河ドラマ「龍馬伝」では、
弥太郎が龍馬の家を訪れるシーンが何度も描かれています。
しかし、高知城付近から弥太郎の生家まで
現在の道で約40キロありますから、
道路事情も悪い江戸時代を考えると、
馬でも使わない限り幼馴染という設定は無理がありますね(笑)
最後に手結の岬で夕日を見ることができました。
ぶらりと半日の行程でしたが、
なかなか充実したツーリングでした。
ダートの走行を考え、カメラはGRD2(28mm単焦点)のみだったので、
夕日のアップなどを撮れなかったのが、少し残念です。