とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

カーオーディオ -2- 『ドアスピーカー制振編』

さて、先日↓の続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiro_mori_mr2/5826482.html


これからが26日に行った作業となります。
まず、いつもの通りドアを開け
ドアの内張りを剥がします。
イメージ 1


MR2の場合、大体下記の要領で内張りが外せます。

1、ウインドウガラスを全開にする。

2、プラスドライバーでビスを外す。
・ヒンジ側のビス1本
・ドア下側に隠れているビス3本
・ノブがついているパネルに一本

3、パネル類を外す。
・ドアノブのパネル
・小物入れ
・ウインドゥ開閉スイッチパネル

4、内張りを下側から引っ張り、ツメを外す。

5、ケーブルを外した後で、内張りを上に持ち上げるように外す。

イメージ 2


内張りを外すと、中の鉄板が出てきます。
内側のパネルには整備用にサービスホール(写真の赤線部分)が空いています。

今回はこの穴を制振材を使って塞いでいく事で
ドアパネル自体の気密を高めて
スピーカーボックスの状態に近づけます。

本格的なオーディオカー制作であれば、
アウターパネル(外装側の鉄板)もパイプや資材で補強し、
全面に防振シートを貼るなどの処理を行うらしいのですが
予算的な都合や、ドアそのものの重量増加を避けるため
前回行ったスピーカー周囲の
最低限の制振を生かす形で
サービスホールのみに施工しました。

手順は
1、純正のビニールシートを剥がす。
2、残った黒いブチル材(接着剤)をガムテープなどで剥がす。
3、インナーパネルをアルコール系溶剤やパーツクリーナーで脱脂する。
4、制振材を適当な大きさに切って貼っていく。
  貼り付ける時は走行中に剥がれたりしないように
  ヘラやドライバーの裏などで圧着しておきます。

※ドアの開閉を行うワイヤー駆動部分にはチューブなどを使って
リアランスを確保し、動きを妨げないように工夫が必要、
固定するとドアが開かなくなります。

イメージ 3

青い部分がレアルシルト(制振材)です。
サービスホールを貼り終わったら、
小さな穴を余ったシートやアルミテープで塞ぎ防水します。
元々ついていたビニールシートは取り付けないので
浸水の危険があるところには貼っておきましょう。

これで内張りをもどせば作業は終了ですが、
内張りを戻す前に音がでるかを確認。
このとき音のコモリを感じたら
塞いだホールのシートを少し剥がしてみると解消することがあります。
※上記の記事を見て作業をすることで起こった不具合については
私方では一切保障いたしません。
作業を行う場合には、自己責任で行ってください。

カーオーディオ (3)『試聴結果』に続く