とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

バイクに乗るということ、ツーリングにおける罪悪感

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ちょっと思ったことを書きます。

個人的な考えですので、
気を悪くされた方は申し訳ありません。

誰が悪いという事ではなく、
こう感じる方もいるのかな
程度で読み飛ばしていただけると幸いです。



ここ数ヶ月、スポーツスターでマスツーリングに参加することに
精神的な負担を感じることがありました。

前にも書きましたが、
私はアウトローなバイカーになりたくて
スポーツスターというバイクに乗っているわけではなく、
1人のオートバイ好き・ライダー・旅人として
多くの人に接していきたいと思っています。

人とのコミュニケーションが嫌いな訳ではないので、
「他人と一緒は疲れる」とか「俺のペースで走れねぇ」
とかが負担の中心的な原因ではありません。

まあ、自由な旅が好きでバイクに乗っているので、
多少はそれもありますけどね(笑)



どちらかというと
大きなバイクが大きな音を鳴らしながら
集団で走ることにより、
他人(バイクに乗らない人)に対して
威圧感や嫌悪感を与えること。
または排他的になる雰囲気が気に入らないというのが
大きな理由といえるのかもしれません。



例えば、一人で旅を楽しんでいるツーリストが
旅先でくつろいでいるとき、
革ジャンを着た男たちが乗った
数台のハーレーが爆音を響かせながらやってきたらどう感じるか?

また、渋滞で車の流れが悪いときに
何台もの大きなバイクが爆音で車の横をすり抜けていったら、
バイクに乗ったことのない人間がどう感じるか?

40km/h制限の道を70km/hで何台ものバイクが
四輪を抜いて駆け抜けていったらどう感じるか?

そんな集団が食堂や駐車場の中にいて
話しかけたいと感じるか?


それが個人で走っている時と
集団で走っているときで
遭遇した相手に与えるプレッシャーは如何なる差があるものか?

そう考えると、どうにも妙な罪悪感に苛まれてしまう部分があるのです。


そんなチ○ン野郎がハーレーのバイクなんかに乗ってんじゃねぇ!!

といわれてしまうとそれまでなのですが、
スポーツスターというバイクが持っている良さというモノも
4年も乗っているので、そこそこは分かっているつもりですし、
バイクに飽きている訳ではないのです。

また、逆に1台のノーマル状態であっても
早朝の暖気や夜間の帰宅時に自宅前にある坂を上る際、
近所に気を使わなくてはならない乗り物だという事も事実。


「いい音」、「カッコいい」、「いいバイク」、「うらやましい」
そういってくれる一般の人も多いですが、
「やかましい」、「暴走族」と感じる人も確かに存在し、
加速時に隣を歩いていた小学生が
耳をふさぐ仕草をするのを見たりすると、
何ともやるせない気分になったりするのも
バイクに乗っている以上は
受け止めていかなければならないと思います。


今後、私がスポーツスターに乗り続けるかどうか。
それはまだ分かりませんが、
もっとジェントルにどこにでも行ける旅バイクに乗り換えるかもしれませんし。
Uターンによる賃金の地域格差(収入が1/2~1/3になる可能性も)により、
維持費の問題で手放してしまうことになるかもしれません。

まあ、それはまた別の話として書くことにしましょう。