ライダーたちはツーリングとなると
何点かの休憩スポットと目的地以外は目もくれず、
走ることばかりが中心になりがちである。
何点かの休憩スポットと目的地以外は目もくれず、
走ることばかりが中心になりがちである。
多くのライダーにとってツーリングは
「バイクに乗りたい」だけであり、
目的地や食べ物は「走る口実」に過ぎないのかもしれない。
「バイクに乗りたい」だけであり、
目的地や食べ物は「走る口実」に過ぎないのかもしれない。
誰かと連れ立って奥多摩ツーリングに出かけると
檜原街道か奥多摩街道を疾走、
奥多摩周遊道を走って都民の森か月夜見駐車場で休憩。
しばしの歓談の後、人気の蕎麦屋かラーメン屋へ入り。
後は流れ解散となる。
檜原街道か奥多摩街道を疾走、
奥多摩周遊道を走って都民の森か月夜見駐車場で休憩。
しばしの歓談の後、人気の蕎麦屋かラーメン屋へ入り。
後は流れ解散となる。
何故だか決まって、そういう流れが出来上がっている。
都内とは思えぬほどの名勝や
見ごたえのあるスポットが多く存在するのに
なんと勿体無い事か・・・。
見ごたえのあるスポットが多く存在するのに
なんと勿体無い事か・・・。
さて、前置きが長くなってしまったが、
5月27日の平日休みに少し時間ができた事であるし、
近場を少し走ってみようと考えた。
5月27日の平日休みに少し時間ができた事であるし、
近場を少し走ってみようと考えた。
自宅を出発したのは午前10時過ぎ。
ツーリングとしては随分と遅いスタートである。
ツーリングとしては随分と遅いスタートである。
檜原街道を鋸山林道へ抜ける途中にあるのが、
東京都指定天然記念物の『神戸岩』。
「こうべ」ではなく「かのと」と読む。
学術上貴重な岩。
ということで「渓谷にある普通に大きな岩かな?」と、
あまり期待していなかったのだが
良い方で期待を裏切られた。
ということで「渓谷にある普通に大きな岩かな?」と、
あまり期待していなかったのだが
良い方で期待を裏切られた。
手前には古い橋や素掘りのトンネルもあり、
ちょっとした冒険心を掻き立てられる雰囲気!?
接地されている梯子を使い奥に入っていくと、
少し薄暗いが左右を100メートルの絶壁に囲まれた
渓谷を散策できる。
写真の右手が歩道だが道幅は狭くなっていて、
岩の上という事もあり、濡れている部分はとても滑りやすい。
右に接地された鎖を利用して1人ずつ歩く方が良いだろう。
岩の上という事もあり、濡れている部分はとても滑りやすい。
右に接地された鎖を利用して1人ずつ歩く方が良いだろう。
足元に気をつけて歩いて行くと
谷の奥には小さな祠が祀ってある。
渓谷の中から見上げると、
なかなかの迫力だ。
なかなかの迫力だ。
ここは「滝」とは謳われていないが
写真のようにいくつもの小さな滝があり、
夏には谷を吹き抜ける風と共に
涼を楽しむ事もできるだろう。
途中の開けた場所には小さな花が咲いていた。
さて、次は昼食を取った後で
日本の滝百選の1つ「払沢の滝」を目指す事にしよう。
日本の滝百選の1つ「払沢の滝」を目指す事にしよう。