とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

GPSを導入

最近、オートバイにもカーナビなどの電子機器を装備する人が増えてきた。

行き当たりばったり道中を楽しむ私としては
あまり使わないものではあるが、
MR2にはオーディオカスタムの一環としてDVD再生の為に
HDナビを搭載していた事がある経験から
現在地を見失ったとき、早い話がツーリング先で迷子になったときには
非常に役に立つことは実感していた。

そこでバイク用のナビを少し調べてみたのだが
ほとんどの機種が10万円前後と高価であり、
使用するには更に別売りのハンドルクランプステーや
電源ケーブルの購入が必要であったり、
本体のバッテリー駆動では2~4時間しか駆動できなかったりする。

これでは試しに買って遊んでみるにしても
かなりの出費が必要であり、
貧乏ライダーとしては購入する事が難しい贅沢装備である。

そこで発想の転換

普段の地図を携帯してツーリングを行なう際
どんな機能があれば便利か?

・迷ったときに大体の現在地と方位の確認。
・雨(紙の地図を取り出せない)の時に場所を確認。
・自分がツーリングで走ってきたルートの記録。
・目的地の方向と距離の概算。
・現地に到着後、徒歩での移動の際に駐車場(キャンプ地)を記録。


こうやって並べてみると
基本的に高性能な音声ナビゲーションやルート検索はあまり必要なく、
防水機能とルートログの記録。更にトラックバック(ルートの逆を辿る)と
電子コンパス&広域マップがあれば十分。
おまけに独立駆動時間が長ければ文句なしだ。



イメージ 1

色々考えた結果、ガーミンの「etrex LEGEND Cx」英語版(中古)を
オークションで落札してみた。
基本的にカーナビではなく、アウトドア用のGPSロガーである。

スペックは
寸法 56(W) x 107(H) x 30(D) mm
重量 156g
バックライト付きカラーTFT液晶 176 x 220 ピクセル
バッテリーは単三乾電池で最長25時間駆動
2G対応のマイクロSDスロットを搭載して
外部にルートログの記録が可能。

価格は3万円ほどでおもちゃにしては高価だが
ケーブルなど付属品は揃っていることや
UUD製 日本詳細1:25000道路ナビ+トポ v2.0 の入った
SDカードも付属している。

問題はマニュアルも表示も全て英語。
初期表示がマイルになっていて、メートル表示に直すのに苦労したり(笑)。


まあ、自分の用途に合わなければ再度転売すればよい・・・。







イメージ 3
画像は本日の午後、和田峠から陣馬山の頂上まで
片道30分程度のプチハイキングをしてきた際のログ。
青く選択している部分が山頂。
GPSの高度計では858mとなっているが、854.8mらしい。



イメージ 4
山頂からの展望は素晴らしいのだが、
本日は天気が悪かった為に雲は見えても富士山までは見えず残念。
更に気温は7度くらいで寒い。

山頂の茶店で山菜うどんをいただき、少し遠回りして駐車場に戻った。
普段からトレーニングしている割には息が切れるのが早い。
歩き方が悪いのだろうか・・・。


イメージ 2
地図上のトラックログはこんな感じに表示される。
衛星の受信状態で10m前後の誤差が出たり
衛星をロストして場所が分からなくなる場合もある。


イメージ 5
実際に写真のような樹林地帯(マップの水色のあたる場所)では
受信状態が悪くログも切断されている。

まあ、バイクで走っている分には問題なさそうだ。
記録用のGPSロガーとして特化した場合、
単3電池を使用できることや、SDにログを書き出せば
実質無制限に記録できる事から
ロングツーリングの記録作りにも役立つのではないだろうか。

使い方は大体理解したので、
これからのツーリングに携帯して遊んでみたいところだ。

余談だが、最初の使用の際
長時間使用していると電源が勝手に落ち
ログが消えてしまったりする不具合があったが
本国のサイトからファームウェアを更新する事で
不具合が解消された事をメモとしてここに記録しておく。