とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

宮ヶ瀬とカムイみさか

2月24日(日)
午前中に野暮用を片付けて
部屋で昼食を取りながら、
午後から何をするかと考えていたところ、
スポーツスター仲間のまささんからメールが届きました。
クラブのミーティングが中止になったので
いつもの宮が瀬でも、といった内容でした。

久しぶりにバイクで走りたいとは思ったものの
バッテリートラブルとフロントフォークのオーバーホールの為、
883はディーラーに入院中。
仕方がないので、車で宮が瀬に向かいました。

駐車場でのんびりコーヒーを飲んでいると
まささんとmahimahiさんが到着。
年を明けて初めてのバイク仲間との顔合わせとなりました。

数時間ほどバイクやキャンプなどの話題で盛り上がり。
6時ごろに解散。



その後、スノーボードの基礎練習をしたくなり
一人、カムイみさかスキー場のナイターに向かいました。

相模湖ICから一宮御坂ICまで約50km。
自宅から1時間30分ほどで到着します。

イメージ 1

駐車場の車内で着替えを済ませゲレンデに向かうと
コンディションはアイスバーン

念の為、リフト係のお兄さんに
「初心者が滑り易いところはないか」と尋ねると
「今日は強風で雪が飛ばされてしまい、木の葉で降りてくるのも
難しいかもしれない」
とのコメントが…。

うーん。ボード3回目の自分は大丈夫なのだろうか。

せっかくきたことだし11枚綴りの回数券を購入して練習開始。
初・中級者向けのレインボーコース(500mで最大斜角21度、平均13度)のリフトに乗る。

風が吹くたびにゲレンデの上に残る粉のような雪が飛ばされて、
バーンはキラキラと輝いている。

リフトを降りてゲレンデ上部に立つ。
そんなに広いコースではないが、人が5、6人しか見えないので
練習には良さそうだ。

ただ、ゲレンデはライトの光を反射し飴色に輝いている。
基本は全面完全なアイスバーンになっていて、
一部にほんの少しエッジで削られた
カキ氷のような雪が残っている状態。


まともに滑れるのかと思いながらも滑走開始。
自分が辛うじてできるドリフトターンもどきでは
まともにターンできません。

仕方がないので、1本目は木の葉で横移動しながらコース全体を見てみる。
常時ガリガリという音を立てながら降りる。
ひどい場所ではフルにエッジを効かせても停止できない。

姿勢を低くして何とかスローダウンしたものの転倒。
立ち上がろうとしてもエッジが効かずに滑り落ちていく。

さて、この状態で練習するにはどうしたらよいものか…。

しばらく下の緩斜面でテールを振ってみたりして遊んでみる。
とりあえず、転倒さえしなければ良いのだろうと
バカなことを考えて再度リフトに乗ってみた。

リフトから上手い人をじっと観察してみると
カービングターンでエッジを効かせ
雪面を切りながらターンしている。

実際にその人が滑った面に行ってみると
刃物で削ったように雪面が抉れていた。

これはボードのエッジ側を使って滑っているというより
滑走スピードに加えて
意図的に板を踏んでエッジに強制加重しているのかな?

まあ、上手い人が滑っていける理由が分かってみても
今の自分には真似は出来ないけれど…。

バーンの全面を見ながら飴色に光っていない
少しでも摩擦係数を稼げそうなところを狙って木の葉で移動。
ターンできそうなら1ターンしてエッジを効かせ次のポイントを探して斜滑降。
問題なければ1ターン。
ターンがムリそうなら、木の葉かサイドスリップに切り替えて
ターンできそうな雪面を探す。

そんな感じで2本ほど滑ってみました。
2本目は転ぶことなく下まで降りてきたので
基本技術のレベルはアップできたのかもしれません。

調子に乗って3本目。
途中までは何とか降りてきたものの
残り1/3くらいの位置で雪面の抵抗が一気になくなり転倒。
仰向けでゲレンデをすべり落ちていきます。

しかも運の悪いことに転倒後に
滑って頭が谷側を向いてしまった為
自分がどこに向かって落ちているのか見当がつかない状態。

普通の雪面なら雪の摩擦でゆっくりと減速停止するはずなのですが
雪など全く残っていない為に減速することなく
滑り台のように流れつづけている。

それはそれで、格闘漫画で殴られ吹っ飛ばされている
キャラクターになったようで楽しかったけれど、
このまま頭から落ちて何かの障害物に接触したらマズイ。

何とか摩擦抵抗を増やそうと
手を広げ雪面を掴むような動きをしてみたものの
下はアイスバーンなので、空しく宙を掴むだけで何の役にも立ちません。

この状態で更にできる事といえば、踵を下ろして
バックサイドのエッジを雪面に押し付け
ブレーキをかける事くらい。

早速やってみる。

ガリガリと音がしているものの
全く止まる気配がない。

結局、リフト前の緩斜面まで仰向けで
滑り落ちて止まりました。

久々に滑りに来たものの
どうも消化不良になった気がします。