最近のオートバイライフ

いつもの様に一人、オートバイで走るという事。
それ自体に何か不安があったわけでもないが
エンジンをかけても、何だか気乗りせずに近所を流す程度で終わっている。
いや、気乗りしないというよりも、調子に乗って旅に出たくなってしまい
糸の切れた凧のようにどこかに行ってしまわないように
あえて自らに枷をかけている為なのかもしれない。

愛車のカスタマイズに対しても少し疑問がある。
とはいえ半年後に車検を控え、大掛かりなカスタムを行なうのも面倒で
いっそマフラーはノーマルに戻して
サスをピギーバックタックなしのタイプに変更し
車検時にエイプバーでもつけて
好みのマフラーに変えてしまおうかという
考えも浮かんできている。

最近の走行パターンは１、２人でのんびり走り
気が向いた場所でを止めて
写真を撮ったりボーっとしたりする事が多い。

ある程度のトルクとソリッド感がありコンパクトでのんびり旅もできる。
そんなスタイルが好みのスタイルだ。
無意味にスピードを上げる必要はない。
一時はXL1200など排気量の上回るモデルと走ることが多く
もう少し出力や走行性能があればと思っていたが
別に渋滞を作るほど遅いわけでもなく、
交通の流れに乗るには十分な性能を持っているのだから
早い車両は先に行かせてのんびりと追いかけていけば良いのだ。
昨年の夏の北海道ツーリングを経て
そういう思いが一段と強くなってきた。

安く手に入るのであれば自分と同じ年に生まれた
78年式のFXSに乗ってみたいところではあるが
30年近く前の4速ショベルを無精者で貧乏な私が維持できるとも思えないので
とりあえず車格も大きく変わらないEVOスポーツを
のんびり旅仕様にカスタムできないかと考えるのである。