北海道ツーリング -１４- [8.16-17 富良野 → 苫小牧 → 東京]

８月１６日

７～８時ごろ目覚めて皆で朝食を取る。
窓の外を見ると雨が降っていた。
しばらくの間、宿の中で雑談をしたり
地図を見たりしていた。

とりあえず、帰りの足を確保するために
数件のフェリー会社に電話をかけてみる。
１７日、１８日に函館、苫小牧から
新潟、大洗、八戸に向かい出向するフェリーを
それぞれ確認したものの、お盆休みの連休と
重なってしまった為に全く空席がない状態。

まあ、直前にフェリーターミナルに向かって
キャンセル待ちを行なう手もあるが
時期が時期だけに確実とは言いがたい。
会社にはかなり無理を言って休みを取った為
「帰れませんでした」では済まないだろう。

そこで、今日の夕方と夜の便を確認してみたところ
１８:４５苫小牧発の大洗行きなら
エコノミー席に若干空きがあるという。

帰る前に見ておきたかった場所もあったのだが
会社組織の中に籍を置くものとしては
責任は果たさなくてはならない。
早速、エコノミー席と二輪の予約すると
宿の支払いを済ませた。
合羽を着込みオッチャンに挨拶をして
雨の中を走り出す。

３８号から２３７号へ走る。
昨日まで暑い日が続いていたのだが
今日は一転して肌寒い。

１４時を回った頃に「道の駅しむかっぷ」で
昼食に十勝蕎麦を食べて、
再び南に向かって走る。

海辺の町、日高富川に出た辺りで雨足が強まり
ペースダウンを余儀なくされる。
初めて走る道だった為に乗船手続きに間に合うか
多少心配になったものの
出向１時間前にはどうにか港に着く事ができた。

乗船手続きをする際にカジュアル（寝台）の空きがあるか
を確認したところ、上手くキャンセルがあったようなので
差額を払って寝台に変えてもらった。

乗船を済ませて荷物をベッドに上げると
濡れた服を脱ぎたかったので
早々と風呂に向かった。

その後は食事を取って本を読みながら
ベッドでゆっくりと休んだ。

８月１７日

フェリーの中で目覚める。
朝食を取り、顔を洗う。
その後は別にやることはないので、売店を冷やかしたりしながら過ごした。

１４：３０に大洗港に到着。
大洗の町で給油を済ませて、高速道路に上がったが
首都高に入って渋滞に巻き込まれた為、
外環を抜けて日没後に無事帰宅する事ができた。