とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

BT45インプレッション

前々からメンテが必要だと感じていた
スポーツスターのタイヤを
先週の水曜(20日)に交換した後のインプレです。


イメージ 1
取り外した純正フロントタイヤ。
溝は少しは残っていたものの
4~5年の年月と20000kmの走行距離で
ゴムが劣化して写真のようにヒビが・・・。


リアタイヤは昨年の納車時に新品交換していた為に
あと一年(1万キロ弱)くらいは使えそうだったが
フロントタイヤと銘柄を揃えて
性能を引き出しつつ
後のロングツーリングに備えておきたかったので前後共に交換。

ちなみに価格は正規ディラーの工賃込みで3万円也・・・。
量販店で交換の場合はもっと安くなる。



さて、ここからは日曜(24日)に宮ヶ瀬のいつものコースで
タイヤの慣らしとテスト走行を行なってきたインプレ。
あくまでも、個人的な意見なので参考までに。


イメージ 2
純正タイヤD401(ダンロップ製)タイヤパターンはこんな感じ。

ルックス:
前後のパターンは、ほぼ同様なデザインで
サイドウォールにハーレーのロゴも入っていて
ルックスも悪くないタイヤです。

ライフ&特性:
傾向はツーリング志向。
フロントが2万キロ前後、リア1万5千キロ?くらいのロングライフであることと、
パンク対策の為かサイドウォールが硬めに設定されており
特性は立ちが強く、グリップは控えめとはいえ
全体的に安定志向で限界域でもコントロールし易い。
ただし、乗り心地は少し固めです。



イメージ 3
こちらが交換後のレーシングマックス バトラックス「BT45」(ブリヂストン製)。

ルックス:
前後タイヤパターンが異なっている。
正直な感想を述べると、あまりカッコ良くない(特にフロント)。
同じB社製タイヤならスポーツ志向のBT39の方が見栄えが良さそうだ。

ライフ&特性:
ツーリング志向に少しスポーツ要素をプラス。
ライフはD401に比べて短いらしいが
1万キロは持つとか・・・。


実際に街中とワインディングを流してみたところ
D401よりグリップがよく、
ロックし難い為にリアブレーキを使いやすい。
ハンドリングもしっとりとしていて、取り回しも軽く
そこそこ良い感じ。

スポーツスターは一般的なスポーツバイクのように
コーナーリングにキレはないものの
コーナーを曲がるときにD401の時には
ライダーがコーナーに入るモーションを入力してから
1テンポ置いて、「ヨイショ」って感じで曲がっていたところを
軽く入力したら素直に「ヨッ」って感じで曲がってくれるようになる。

純正に比べてニュートラルな特性で倒しこみも軽い。

D401からBT45への乗り換えで
特に強く感じたのは、その乗り心地の良さ。
サイドウォールの硬さの違いからくるものと思うが
路面でギャップを拾ったときの
突き上げの大きさは全く違う。

例えば、峠道によくあるゼブラゾーン(減速帯?)を走ると
D401だと不快極まりなかった突き上げと揺れが
体感できるレベルで収束されている。


最初の感想としてはこんな感じだが、
長く乗ったわけではないので
限界域や磨耗後の特性とかは分からない。

とりあえず、私のようなツーリング主体で
どうせならワインディングも楽しく走りたいという人間には
オススメのタイヤの1つではないだろうか。

さて、これで安心して来年もツーリングに出発できるな。