元々絵の才能など持ち合わせていないので
想像だけで書いていくことなど出来はしない。
想像だけで書いていくことなど出来はしない。
デッサン力を補うために写真を資料に使い
適当なシルエットを取ると
徐々に書き込んでいく。
適当なシルエットを取ると
徐々に書き込んでいく。
1回のラインで上手くパースがつかなければ
何本も線を書き足して、それらしくごまかす。
何本も線を書き足して、それらしくごまかす。
そういえば、私が美術を専攻していた時の講師は
線は出来るだけ1回で書くように
空間(パース)を把握し構図を決め
全体のアタリを描いてから
陰影を掴んで書き入れ
細部は最後にするようにと
口をすっぱくして言っていたっけ…。
線は出来るだけ1回で書くように
空間(パース)を把握し構図を決め
全体のアタリを描いてから
陰影を掴んで書き入れ
細部は最後にするようにと
口をすっぱくして言っていたっけ…。
結局、私は授業中に
最後まで周囲を納得させるレベルの
絵を書くことが出来なかった。
最後まで周囲を納得させるレベルの
絵を書くことが出来なかった。
その頃からか、他人の評価を気にして
絵を書くことが嫌になり、
10年近く(正確には8年くらい)書く事を避けていたものの
最近になって久々に描いてみようかと思うようになったのは
一体何故なんだろう。
絵を書くことが嫌になり、
10年近く(正確には8年くらい)書く事を避けていたものの
最近になって久々に描いてみようかと思うようになったのは
一体何故なんだろう。
そんなことを考えていると
小学校の頃、祖父に買ってもらった画板を片手に
あちこち走り回っていた
幼少の私が頭の隅をかすめていった。
小学校の頃、祖父に買ってもらった画板を片手に
あちこち走り回っていた
幼少の私が頭の隅をかすめていった。
描くことを純粋に楽しんでいた頃
書くことが楽しいと思ったときが確かにあったのだ。
書くことが楽しいと思ったときが確かにあったのだ。
パースが狂って、
決して上手いとは言えない
自分の絵を見ながら
ほんの少し嬉しくなった。
決して上手いとは言えない
自分の絵を見ながら
ほんの少し嬉しくなった。