こんにちは、Hiroです。
リアキャリアにGIVIモノロックケースE42(リアトランクボックス)を装着し、ベトキャリも装備することで積載量も確保できた我がスーパーカブ90カスタム。
積載能力はアップしたものの、乗車した際に背中の空間に余裕がなく少し窮屈で、ポジションの自由度がなくなっていました。
そこで、純正のリアオーバーキャリアを装備して後方にリアボックスをオフセットしました。
スーパーカブ90カスタムに純正リアオーバーキャリアを取り付ける
こちらの写真はスーパーカブ90カスタムの純正キャリアです。
普通のバイクに比べるとサイズも大きめで、使いやすいキャリアだと思います。
しかし、通常のバイクであればリアシートの後ろがキャリアの位置となりますので、荷物を積むと余裕のなさは否めません。
社外品でもロングキャリアやタンデム用の延長キャリアも発売されていますが、堅牢性とフィッティングの容易さ考えると純正に軍配が上がるところ。
スーパーカブ90DXなどであればプレスカブの大型キャリアが良いのですが、カスタムはスタンダードやプレスとフェンダー形状が異なっていることから、無加工で取り付けはできないようです。
そこで、ホンダから純正オプションとしてリアオーバーキャリアが販売されているので、こちらを装備します。
取り付けは純正キャリアの上からオーバーキャリアを被せて、写真のようなステーで4箇所をプラスネジと六角袋ナットで留めているだけです。
実際に取り付けた形状はこんな感じです。
車種やキャリアの位置によって、ステーの使用する穴や角度は調整してください。
装着完了です。
このオーバーキャリアの良いところは純正だけあって、ピタリとキレイに装備できます。
また、強度もしっかりしており、力を入れて引っ張ってもびくともしません。
デメリットは強度がある分だけ重いというところでしょうか。
純正リアオーバーキャリア取り付け前後のポジションを比較
まずはオーバーキャリア装備前の状態です。
モノロックケースのベースは若干後ろに固定してありますが、ケース自体が大きいので背筋を伸ばして殿様ポジションなら問題ありませんが、少しお尻をずらすと窮屈な印象。
ショルダータイプのカメラバッグやウエストポーチを装備したりすると、バッグは常に横にある状態です。
オーバーキャリア取り付け前のシート後方クリアランスは上記のような感じです。
バックレストを外すと少し余裕が出ますが、せっかく購入したモノですので装備しておきたいところです。
次にホンダ純正オーバーキャリア取り付け後の状態です。
シート後方に取り付け前と同じ雨具(レインジャケット)を載せてみました。
ボックスとの隙間に落とし込めている状態ですので、寝袋やテントのフレームなどもこの位置に積載できそうです。
カスケードデザインの「Zレスト(キャンプ用の折り畳みマット)」を載せてみました。
あまり載せてしまうと、ポジションの自由度は装備前と同じになってしましますが、キャンプツーリングなどでも利用できるため、積載の自由度が上がるのは歓迎したいところですね。
写真ではワイズギアのマルチキャリア3BOXを被せてあるので、両サイドのパニアケース装備時のウインカー視認性を考えて、ケースはキャリアの中程に固定してあります。
直接ベースを固定するのであれば、もう少し後方に移動することも可能です。
まとめ
ベトキャリに続き、オーバーキャリアによるリアキャリアの拡張で、シートポジションとスーパーカブ90の積載量の問題はほぼ解決したと言えます。
あとは実際に乗ってみて、少しずつ調整改善していきたいと考えています。
一応、マルチキャリア3Boxを装着している状態ですので、いざとなればサイドに2つ箱を追加できますしね。
また、他のスーパーカブ乗りの皆さんもツーリングの積載を工夫されていることと思いますので、色々と参考にさせていただきたいです。
それでは。