こんにちは、Hiroです。
11月28日に納車されたスクラムバン PCスペシャル。
約1ヶ月で1000kmほどの慣らしが終わり、そろそろ購入店で初回点検とオイル交換をお願いしたいところです。
しかし、お世話になっているディーラーさんも年末で立て込んでおり、ピットも空きがないようですので、初回点検は年明けの4日に行う予定となりました。
私自身は正月の三箇日まで仕事ですので、初回点検までにプラス300kmほど走りそうです。
さて、前回書いたファーストインプレッションの続きとして、今回はデメリットというか気になるところを書いておこうと思います。
スクラムバンの気になるところ
スクラムは選べるボディカラーが少ない
ボディカラーが「スペリアホワイト(白)」、「シルキーシルバーメタリック(銀)」の2色のみしか選択することができません。
シートがワゴンと同じタイプのグレード「バスター」では「ブルーイッシュブラックパール(黒)」が追加されますが、それでも白、銀、黒の3色のみの展開となります。
商用バンなので仕方がない部分と思えなくもないのですが、OEM元となるスズキが販売する本家のエブリイでは、PAとGAのグレードを除けば白・黒・銀の他に「ノクターンブルーパール(青)」、「クールカーキパールメタリック(緑系)」が選択可能です。
さらにバスターグレードにあたるジョインでは「ムーンバイオレットパールメタリック(紫)」が追加されます。
日本人の選ぶ車の色は無難な白、銀、黒が多いことは確かですが、個人的にはもうちょっと選択肢があっても良いと思うんですよね。
インパネのポケットサイズが微妙
デザイン性などは気にしないことにして、デミオなどに比べると格段に増えているインパネなどフロント周りの小物入れ。
ドリンクホルダーなどは非常に使いやすく気に入っているのですが、あちらこちらについている小物入れポケット。これのサイズが微妙に使いづらいです。
カタログ通りに小型のスマホや仕事向けの小物だけを載せるなら良いのですが、営業ではipadなどタブレットなども載せたりする方もいると思われるので、もう少しサイズに余裕のあるトレイが欲しいと感じました。
用途の為に小物入れを追加したのではなく、空間に余裕のある部分にトレイを追加したのかもしれません。
オーディオの車外に対する音漏れがひどい
PCスペシャルはノーマルではフロントドアスピーカー2つのみとなっている為、ノイズの多い車体ではラジオ(音楽)などが聞き辛く、乗用ベースのモデルと比べるとはっきり音楽やラジオなどを聞きたい場合、音量を少し上げる必要があります。
音量をあげるとは言っても、走行中は助手席の人間と話す事もできる音量。だいたい8〜10前後のボリュームに設定することが多いのですが、外が静かな場所でこの音量のまま車外に出ると、何の曲を聞いているか全て外に聞こえてしまいます。
ハンズフリーなどで会話していると、夜の交差点などでは筒抜けですし、例えばアニソンなどを流していると恥ずかしいかもしれません。
かといって、外で判別しにくい音量6くらいに下げると、走行中は音楽が鳴っているのは分かるのですが、ボーカルなどが曇って聞き取りづらいです。
妻も同様の感想でしたので、私に耳が遠いわけではないと思います。
デミオでは助手席の会話が聞こえないレベルの音量でも、音漏れは気になるほどではなかったので、ボディーの鉄板の薄さや普通車に比べて遮音材の少なさが影響位しているものと思われます。
ちなみに下位グレードではモノラルスピーカー内蔵のラジオとなりますので、カスタマイズするならスピーカー配線を引き直す手間は省けます。
対策としてはツイーターの増設による定位アップと、スピーカー背面の吸音・制振を強化すれば多少はマシになるかと思っています。
予算があるのなら、アウターバッフル化やエンクロージャータイプのスピーカーに交換などが良いのですが、10万円近いコースなので、軽バンのオーディオにそこまでする価値があるかと悩みどころです。
スクラムに高音質でのリスニング環境は望んでいない為、まずは大きなお金をかけず、スピーカー交換&ツイーター追加による定位上昇から施工してみたいと思います。
ユーティリティナットが少ない
荷室周辺にいくつか設定されているユーティリティナット(ネジ穴)ですが、思ったよりも数が少なく、棚などを追加するなどカスタマイズの際に固定ボルトを止める方法で悩みます。
ドリルなどで穴を追加し、新たにタップを切るかたもいるようですが、少し度胸が必要ですね。
まとめ
まあ、色々と気になる部分はありますが、車両価格や実用重視の軽バンということで概ね容認できます。
ただ、ロングドライブや車中泊仕様化などを考えた場合、他にも気になってくる部分は発生するかもしれません。
それでもカスタマイズできる部分が多いので、乗りながら気楽に考え工夫していきたいですね。