こんにちは、Hiroです。
高知の夏は毎週のように台風や豪雨に苛まれ、キャンプが全くできませんでした。
そこで本格的に寒くなる前に、夫婦でキャンプデビューをしようということになり、10月28日に近場の高知県黒潮町にある入野松原キャンプ場にでかけることになりました。
キャンプ場にチェックイン・幕営
今回利用したのは高知県黒潮町にある入野松原キャンプ場。
入野松原キャンプ場は幡多十景の「入野海岸」にある松林に整備されたキャンプ場です。
オートキャンプ場ではありませんが、全34区画のテントサイトがあり、1区画につき1台分の駐車場が用意されています。
また、それぞれのテント区画には直火の焚き火を行えるよう、石炉が設置されています。
サイトの隅には炊事棟(写真左)とトイレ・シャワー棟(写真右)が整備されており、しっかりと清掃されて綺麗です。
シャワーはコインタイプ。
受付は国道横にある「道の駅ビオスおおがた」にある情報館でおこないます。
料金は510円。受付時にゴミ袋を渡されるので、それをつかえば炊事棟横のゴミ集積用のカゴにゴミは捨てることもでき、長旅の方には嬉しいキャンプ場と言えるでしょう。
区画の広さは大小さまざま。
駐車場の奥側はコンパクトなので、ファミリー向けの大型テントとタープを同時使用すると、焚き火の火の粉が飛んで穴を開けてしまうことがあるため、スタイルに応じて適切に設置しましょう。
ということで、早速設営。
今回のキャンプで使用したテントはコールマンの「Coleman Standerd Dome EX 」。
1995年頃に発売された名盤テントです。
4〜6人向けのテントですので、内部は2畳弱くらいのスペースがあり、夫婦2人で使うにはかなり余裕があります。
冬場は前室でストーブも使えると思います。
だいぶ痛んでますが、まだまだ現役で使用できますよ。
このテント、発売当時は8万円近くした高級テントなんですが、ジュラルミンポールの採用など、スペックの・サイズの割には価格を抑えた設定で、キャンプファンにも人気があったモデルでした。
もう20年以上前になるんですね。
当時の私は18歳くらいでソロライダーでしたので、このテントを購入する顧客層ではなかったのですが、数年前に妻とのキャンプデビューのため中古をネットオークションで購入しました。
テントとしては良いものですし、キャンプに慣れて自分たちの特色を出していくまでには十分だと考えています。
スペックは
フライ:75Dポリエステルタフタ
インナー:75Dポリエステルタフタ
ボトム:210Dナイロンオックス
ポール:ジュラルミン
インナーサイズ:280×280×180(h)cm
重量:約9.8kg
価格:\75,000〜79,800円
現在、同等のテントをコールマンのモデルで新調するなら「ウェザーマスター(R) ブリーズドーム/300 Ⅳ」あたりでしょうか?
でも、人気があるのはやはりスノーピークですね。
ランドブリーズやアメニティドームはファミリーキャンパーの憧れでしょう。
ランドブリーズはソロを愛用していたので、使い勝手や造り(デザイン)が良いのは実感しています。
夕食そしてお待ちかねの焚き火タイム
今回の夕食は手抜きで鶏団子と生姜の鍋。
簡単に済ませるために鍋用のスープを使ったんですが、あまり美味しくなかったです。
次回からは出汁をとって自分で作るか、水炊きにしてゆずポンあたりでやろうと思います。
食事は簡単に鳥団子と生姜で鍋です #キャンプ pic.twitter.com/fUWlr5fhkx
— Hiro@四万十 (@hiro_rider) 2018年10月28日
キャンプの醍醐味。このキャンプ場は所定の場所なら直火で焚き火OKです。#焚火 #キャンプ pic.twitter.com/teXvMglRpJ
— Hiro@四万十 (@hiro_rider) 2018年10月28日
食後はのんびり焚き火タイム。
周囲は松林なので、着火材として使いやすいマツボックリは大量に落ちています。
専用の薪は購入してこなかったので、近隣の林やビーチで枝を拾ってきました。
今回はこの焚き火がメインだったので、食事はまあ忘れましょう(笑)
写真で顔が光っているのはヘッドライトです。
しかし、本格的に寒くならないうちにと、10月にキャンプを考えたのですが、この日は予想外に高知県も6度まで冷え込み軽装では寒かったですね。
23時頃、焚き火の薪も尽きてきたので、休む前にビーチを散歩。
海面に反射する月明かりが非常に幻想的でした。
もう少し綺麗な写真も撮影したかったのですが、周囲に街灯はなくE-M5に12-40mm F2.8PROのレンズを使用し、月明かりのみを頼りに手持ち撮影ですので、これが限界でした。
高感度に強いSONYのα7Sシリーズが欲しくなりますね。
ちなみにビーチは松林を抜けるとすぐですが、暗闇ではキャンプ場の入り口を見失いやすく、分からなくなるとかなり遠回りをすることになりますので、懐中電灯やヘッドライトは必ず持参しましょう。
早朝の景色
朝6時過ぎ、アマチュア写真家の性なのか早朝に目が覚め、1人で砂浜を散歩。
人は少ないのですが、釣り人やサーファー、ゴルフのスイング練習をしている方など数名が既にビーチに出ていました。
清々しい空気と波の音のなか、1時間ほど歩いていたと思います。
朝食はホットサンド
朝食は定番のホットサンドです。
具は卵とハム。
定番中の定番ながら美味しいですね。
以前、バウルーのホットサンドメーカーを使った記事はこちら
まとめ
10月下旬のキャンプ。
温暖なイメージの高知県西部ですが、この日は冷え込みが強く、早朝の気温は6度。
だるま夕日が見られたという情報もありました。
ちなみに外気温6度で使用したシュラフは、夫婦ともにどちらも化繊シュラフです。
私が「ドイターのマイナス10(快適使用温度:-10℃ )。
妻がモンベルの#3(快適使用温度6℃・下限温度1℃)にナンガのウォームアップライナーのレイヤー。
ほぼこれで快眠できました。
個人的には平地キャンパーや山キャンプ未経験者の方ですと、シュラフは快適使用温度から5〜10度の余裕を持った方が使いやすいと思います。
しっかり装備を整えていけば、涼しくなった秋のキャンプは虫も人も少なく、非常に快適です。
妻は大人になってから初めてのキャンプだったそうですが、想像よりもずっと楽しめたとのこと。
特に焚き火が良かったとのことですので、次回も焚き火ができるキャンプ場か、焚き火台を新調したいと思います。
夏の喧騒や虫などでキャンプが苦手なみなさんも、機会があれば秋のキャンプを楽しんでみてください。
友人や恋人・家族と初キャンプを行うなら、第一印象が今後のアウトドアライフに影響しますので、有料でもトイレが綺麗で使いやすいキャンプ場で始めることをオススメします。
今回利用した入野松原キャンプ場のアクセス情報
今回利用した入野松原キャンプ場は口コミ情報も概ね高評価です。
料金は1日1区画当たり
宿泊:510円 (チェックイン15時から翌日13時アウト)
デイキャンプ:250円 (10時~16時)
(連続利用の場合は、13時~15時の間の料金は不要)
使用可能期間:4月1日~10月31日
2ヶ月前の1日より予約可能
オンシーズンはキャンパーやサーファーで混み合うため予約必須。
貸出品なし
連絡先・予約先
道の駅ビオスおおがた情報館
〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5
TEL 0880-43-0105
今回のキャンプ撮影に使用したのは、iphone7とオリンパスのE-M5にこちらのレンズをメインで使用しました。