こんにちは、Hiroです。
2011年の春。
北海道の宿泊施設で住み込みで働く事になり、
転職時に高知から北海道に転居した際、
職場がバイク禁止であったため、
泣く泣くバイクを手放しました。
20代から30代前半の10年以上。
人と遊ぶよりもバイクと遊んでいる時間が多かったような。
ある意味では痛い青年時代でしたので、
やはりバイクのない生活のストレスはありましたね。
そして、今の妻と婚約して2年前に高知にUターン。
最近、何気無く見ていたインターネットのサイトで、
南国市でスクーターを出品されているのを発見。
偶然にも日曜に高知市で
勉強会に参加する予定があったため、
南国市に立ち寄り実車確認に向かいました。
そして、状態も良かったその古いホンダの2スト原付スクーター、
「ジョルノ」を譲っていただく事になりました。
南国市まで鉄道で移動
さて、譲っていただく当日。
鉄道を使って南国市まで受け取りに向かいます。
お正月以来の鉄道旅。
でも、その後に運転があるのでビールはNG。
原付を譲ってもらうため南国市まで移動中 pic.twitter.com/HqjNo017FU
— Hiro (@hiro_rider) 2017年3月12日
列車のなかでは「Fireタブレット」で
「闇金ウシジマくん Part 3」の映画を観ていました。
原作漫画の「フリーエージェントくん編」がベースになっているので、
例の「天生翔」役が気になっていたのですが、
浜野謙太が意外とハマっていて最後まで楽しめました。
話としても時間内にしっかりまとめており、
原作ファンの方にもおすすめです。
2時間後、南国市のごめん(御免)駅に到着。
ごめん(後免)駅前です。
ジョルノのオーナーのHさんとは
こちらで待ち合わせ。
私は北海道に引っ越す前、
南国に2年間ほど住んでいた事があるのですが、
空港や高知の中心部へのアクセスも良く、
自転車やバイクツーリングでも四国内のどちらにでも
移動しやすい便利な街ですよ。
海が近く花粉症の影響も少ないので、
個人で気にはお気に入りの街のひとつだったりします。
しばらくして持ち主のHさんと合流。
久々にバイク乗りの方と話す機会に恵まれ、
バイク談義に花を咲かせてしまい、
受け取り記念の写真撮影などはすっかり忘れてしまいました。
帰る前にスクーターのタイヤ交換
さて、ここからは四万十市まで
ジョルノ(原付50cc)で
約130kmを自走して帰ります。
自分の周りのバイクに乗っていない人たちに話すと
「50ccで100km以上走るの!?」
「原付って2〜3kmくらい走る為のものだよね」
「よくやるわ(嘲笑)」
「原付ってそんなに走れるの?」
「峠の坂で止まるんじゃない?」
などなど…。
ヒドイ言われようです。
しかし、私は実際に20年近く前に
初の愛車(ジョグ・アプリオ50cc)で、
川崎の友人宅からから神戸までツーリングしたこともあるので、
そんなに大変じゃないですよ。
と言っておきます。
まあ、呆れられますけどね。
さて、原付ではありますが、
いよいよ6年ぶりのライダーに復活です。
高知県立美術館に立ち寄って、
ジョルノの記念撮影。
譲っていただいた車体コンディションは
年式相応の傷やヤレはあるものの
Hさんが駆動系(ベルト類)とバッテリーを交換済み。
キャブもオーバーホールしてあって、
非常に良好です。
2ストオイルも満タンで、
予備オイルもいただき、
ガソリンを給油すれば帰るには十分な状態でした。
ただ、タイヤだけはかなり古くなっていて、
かなり消耗していた為、
高知市の南海部品さんに立ち寄り、
新品に交換することにしました。
午後1時30分頃に南海部品高知店さんに到着。
タイヤは安い銘柄のものもあったのですが、
今回はダンロップD307を選択しました。
しばらくは通勤やツーリングなど多目的に使うつもりなので、
グリップやウエット性能、
ライフなど総合的に信頼性が高く、
評判の良いタイヤを選びたかったのが理由です。
到着時は作業中の車両もあり、
1時間ほど時間が必要とのことでしたので、
国道を挟んでお向かいのラーメン屋さん「2番」で、
昼食に「にんにく五目ラーメン」を食べていました。
具沢山でなかなか美味しかったです。
ダンロップのD307に交換完了。
店頭交換なので工賃や古タイヤの廃棄費用はかかりますが、
1本3500円程度。
ネットでの購入して自分で交換するのであれば、
3000円以下で購入できます。
腹ごしらえも済ませたことですし、
隣のガソリンスタンドで
レギュラーを満タンにして出発です。
2.04Lで265円。
さて、新品タイヤは滑ることがあるので、
のんびりと走りましょう。
高知市から四万十市へのルート
高速道路を使わない方法で
高知市から四万十市方面へのルートは
国道56号線を走るのが一般的です。
しかし、それでは途中の景色が面白くないことや
海側の方が杉の花粉症の影響が少ないことから、
平成26年3月31日より無料化された
「高知桂浜道路(旧100円道路)」を通り、
太平洋(土佐湾)に出ることにします。
あとはそこから海沿いを通って、
ゆるキャラ「しんじょう君」の地元でもある
須崎市まで走ることにしました。
海辺でモーターパラグライダーをしている人を見かけて、
缶コーヒーを飲みながら少し休憩。
先ほどまで走ってきた
高知桂浜道路は
長いトンネルで鷲尾山を貫き、
市街地から一気に海側へ抜けることができる便利なルートです。
しかし、車の追い越しができるような広い道ではないのがネックで、
50ccの原付で走る際には
トンネル内でクルマに終始煽られることが多いです。
同様に浦戸湾を橋で渡って桂浜へと抜ける
元有料道路でもある浦戸大橋とともに、
個人的に50cc原付の初心者の方には
あまりお勧めできない道だと感じました。
浦戸大橋は上まで登れば開放感があるので、
まだ良いのですが、
こちらはトンネルなので圧迫感があってかなり怖いです。
もし、走るのであれば、
後方に車が来ても焦らず
交通法規に従って、
車道の左寄りを淡々と走るようにしましょう。
どうしても怖いと感じる際には
トンネル内にある非常帯エリアに入り
クルマをやり過ごすこともできます。
ただし、交通量の多い時間帯には
延々に車が流れる為、
再度車道に合流するタイミングが合わず、
数分間待つことになる場合もあります。
フルスロットルで60km/hまでスピードを上げて
トンネルをやり過ごすことも可能ですが、
トンネルの出口で取り締まりがあった場合には
間違いなく捕捉されることになります。
30km/h制限に縛られることのない50cc以上の2輪や
フェンスで仕切られた広い歩道兼自転車道を走れる
ロードバイク(クロスバイク)では
あまり感じることのないジレンマですね。
その後、高知市から須崎に抜けるルート、
横浪スカイラインの入口のある宇佐方面に向かいます。
つづく