こんにちは、Hiroです。
2016年12月に開催されたCyber Monday セールで格安だったため、試験的に購入したFireタブレット。
その後は電車で移動中の暇つぶしにプライムビデオを見たり、作業用のBGMにプライムミュージックやプライムラジオを聴く用途で活躍していました。
そんな中、ふとドライブ中のBGMとしても使用することができないかと思い、デミオに「Fireタブレット」を接続してみることにしました。
この記事を読んでいるあなたも、同じことを考えているのかも知れませんね。
私が実際に接続してみた感じでは使えないことはないです。
ただ、普段からiPodやiPhone(iosデバイス)を接続し、デミオのコマンダーコントロールで選曲に慣れていると、再生までに多少の面倒くささが残ります。
とはいえ、単純に音楽の再生やスキップだけなら、問題なく視聴できました。
それでは詳しく書いてみようと思います。
プライムミュージックをマツダコネクト(マツコネ)で再生するには
Fireタブレットをマツダコネクト(マツコネ)で再生する方法は下記のような手順になります。
- 再生するコンテンツ(音楽・動画)の準備
- マツダコネクトとの接続
- 再生ファイルの選択
私の場合は2016年式のデミオですが、アクセラやアテンザ、CX-3、CX-5、ロードスターなどでも基本的には同じ手順となります。
これといって難しい項目はないので、順を追って説明していきたいと思います。
再生するコンテンツ(音楽・動画)の準備
走行中の車内で再生する場合、モバイルルーターなどのWi-Fiによるインターネット接続は不安定になりやすい傾向があります。
首都圏の市街地であれば可能かもしれませんが、トンネル内や山間部では常時接続を維持できないことは珍しくありません。
対策としてはあらかじめ、プライムミュージックで曲をダウンロードしておく方法があります。
ダウンロード方法は簡単です。
プライムミュージックの再生画面で、ダウンロード可能なコンテンツでは下記の画像のようにダウンロードのアイコンが表示されています。
インターネットに接続できる場所でタップして、端末にダウンロードしておきましょう。
画像はプレイリストですが、個別の楽曲やアルバムでも可能です。
ダウンロードが完了していればライブラリに表示され、オフラインで視聴することができます。
車内はもちろん。
山中のキャンプ場などで、BGMとして流すこともできますよ。
マツダコネクトとの接続
USB端子では再生できません
まずは、iPhoneやipodのようにUSBケーブルで直接接続ができないか試してみました。
「Fireタブレット」をUSBのスロット1に接続すると、上記のように認識されました。
期待しながら、「USB1」を選択します。
しかし、接続した「Fireタブレット」の内容が表示されず、延々と「Loading...」となってしまい、再生することができませんでした。
ipodやiphoneなどのiOSと違って、OSレベルで対応してないのかもしれませんね。
USBメモリとして認識してくれるとやりようもあるのですが、充電は可能であるものの残念な結果でした。
マツダコネクト(マツコネ)とBluetoothで接続する
5000円以下で購入できる「Fire タブレット」ですが、しっかりとBluetooth機能が搭載されており、マツダコネクトにもBluetooth機能がありますので、問題なく無線接続を行うことができます。
ペアリングは双方の画面を見て行う必要がありますが、2度目以降はマツコネ側から「Fire タブレット」を選択して接続するだけで、難しい操作は必要ありません。
Bluetoothで接続するには、まず「Fireタブレット」で「設定」を開いてください。
Fire タブレットの「設定」から「ワイヤレス」を選択します。
ワイヤレスのメニューから「Bluetooth」を選択します。
Bluetoothが無効「白」になっている場合、Bluetoothをメニューにあるスイッチアイコンを押して、有効の「オレンジ色」状態にします。
有効になると画像のように色が変わります。
次はマツダコネクト側の設定です。
音楽の再生メニューから「♫」マーク、「Entertainment」を表示し、「Bluetooth」を選択します。
上記のような質問が表示されますので、「はい」を選択します。
「Fireタブレット」は未登録なので、「新規機器の登録」を選択。
マツダコネクト側はBluetoothのペアリング待ちの状態になります。
タイムアウトまでに「Fireタブレット」でマツダコネクトの「Mazda」を選択してください。
再び、「Fireタブレット」の画面を開きます。
「 Bluetooth端末をペアリング」から「Mazda」を選択します。
「Mazda」が表示されていないときには「スキャン」をタップして検索してください。
ペアリングコードが表示されます。
マツダコネクト側の画面を確認します。
「Fireタブレット」に表示されているペアリングコードを確認します。
問題なければ「はい」を選択してください。
これで「Fireタブレット」のペアリングが完了です。
ペアリング時にエラーが発生するときもありますが、何度か試すとペアリングできるはずです。
あとは「Fireタブレット」側で視聴したい曲やプレイリスト、アルバムを選択するとクルマのスピーカーから再生されます。
楽曲の再生中にはマツダコネクトの画面でこのように表示されます。
あくまで「Fireタブレット」では、Bluetoothスピーカーとして認識されているようです。
USBメモリやiPhoneなどを接続した場合と違い、マツコネ側で使用できる機能は「再生」、「一時停止」、「スキップ」「イコライザ」のみとなります。
iPhoneなどを接続しているときのように、プレイリストやアーティストの検索などは使用できません。
楽曲の選択は基本的に「Fireタブレット」側で、再生したいファイルを選択再生します。
マツコネをリモコンとして、曲の頭出しなど一部のコントロールを行うことができますが、別のプレイリストやアルバムに変更したい時には、Fireタブレット側で再度選択する必要があります。
通常のUSBメモリやiPhoneの接続で、コマンダーコントロールで曲の検索をしていると、全てデミオの操作だけで完結できないところが、不自由と感じることがあるかも知れません。
その他の接続方法
Bluetooth以外の接続方法としては、昔ながらのAUX端子とFMトランスミッターがあります。
AUX端子(オックスたんし、オークスたんし)とは、外部機器を接続する端子(ステレオピンジャック)のことです。
こちらは市販のヘッドフォンなどと同じで、下記のような端子を使って、タブレットのピンジャックからマツコネのAUX端子と接続します。
AUXは昔ながらのアナログの音声接続なので、クルマ側のコマンダーコントロールやステアリングに付属している「再生」、「早送り」などのキーには対応しません。
FMトランスミッターはピンジャックからの音声をFMの電波に変換して、ラジオで受信して視聴する方法です。
昔からよく使われている方法ですが、混線やノイズが入りやすいなどの欠点があります。
BluetoothやAUX入力機能が装備されていないクルマで重宝しますが、デミオのようなクルマであれば、あえて選択することはないでしょう。
いかがでしたでしょうか?
プライムミュージックにお気に入りの楽曲がある場合や普段はご自分のお気に入り曲をUSBメモリやipodに入れている方でも、たまにお子さん(奥さん)のお気に入りを再生したい場合などに「Fireタブレット」に曲を保存しておけば、意外に重宝する機能だと思います。
「Fireタブレット」をお持ちで、有効活用したい方はぜひ試してみてくださいね。
それでは、楽しいカーライフを。