こんにちは、Hiroです。
前回までのあらすじ。
年末の30日に妻の実家のある岩手県に向かって出発しました。
夕方、無事に盛岡駅に到着。
宿の部屋に荷物を置いたら、
夕食のために夜の街へ出てみました。
今年は例年よりも暖かいのか雪が少なく、
路面が普通に見えています。
写真右側の川は北上川の支流でもある
中津川(なかつがわ)という一級河川。
さらに右奥は盛岡城跡公園です。
重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」
ホテルの近くに重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」
通称「岩手銀行赤レンガ館」がありました。
上の写真の「岩手銀行赤レンガ館」ですが、
首都圏在住の方はよく似た建物を見たことはありませんか?
そう、この建物「東京駅」です。
こちらが日中に撮影した「岩手銀行赤レンガ館」。
建物の大きさこそ違っていますが、
やはり似ていますね。
それもそのはず、
こちらの岩手銀行赤レンガ館の設計は
東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるものです。
1911年(明治44年)に完成後、
2012年までの100年もの間、
銀行として実際に使われていました。
現在は当時の資料展示や金庫室の見学などもできる
多目的ホールとして営業しています。
辰野金吾設計の建築物で東北に残っているのは
岩手銀行赤レンガ館が唯一の作品とのことです。
私も見学してみたかったのですが、
残念なことに年末年始(12月29日〜1月3日)は休業中でした。
盛岡大通商店街
妻の案内で盛岡城跡公園の横を抜け、
盛岡大通商店街へ。
年末ということで、
飲食店を中心に繁華街はなかなか盛況です。
夕食に何を食べるか迷ったのですが、
盛岡3大麺のひとつ冷麺を食べることにしました。
私は本場の盛岡冷麺は初めてですし、
今回は定番で間違いないお店にということで、
駅前の盛楼閣さんに向かうことにしました。
駅前までもう少し歩きます。
鉄神ガンライザー自販機
道中の自動販売機には「鉄神ガンライザー」が!!
ガンライザーってなに?
という方もいらっしゃると思いますが、ローカルテレビで放送されているご当地ヒーローの一種です。
秋田の超神ネイガーもそうですが、
東北のご当地ヒーローは非常にクオリティが高いですね。
鉄神ガンライザー気になる方は
YouTube公式チャンネルもあるようですので、
YouTubeでチェックしてみてください(笑)
北上川の「開運橋」
詩歌で有名な北上川とそこにかかる開運橋。
盛岡駅から市の中心に向かうメインストリートを担う
盛岡市の代表的な橋です。
首都圏兼から盛岡に転勤してきたビジネスマンが、
この橋で遠方に飛ばされてしまったと実感して1度泣き、
数年後に首都圏に戻る際には
街との別れが恋しくなって再び泣くというエピソードから
「二度泣き橋」という異名を持っているとか。
河川敷には「いわて国体記念」に書かれた
ゆるキャラの「とふっち(わんこきょうだい)」も迎えてくれます。
JR盛岡駅
ということで、
駅前に戻ってきました。
そういえばJR盛岡駅はテレビアニメ放送中の「3月のライオン」で、
「新人戦記念対局の宗谷名人VS零」で描かれていますね。
そして、お目当のお店はここ。
盛岡冷麺を広めた有名店の一翼を担う
焼肉冷麺「盛楼閣」さんです。
そして、注文したのは当然「冷麺」。
ちなみに辛さは普通で。
手前左でスープに浸っているのはフルーツの梨です。
麺にフルーツは合わないと考えるかもしれませんが、
辛さの口直しになって意外といけます。
ちなみに夏に注文するとスイカが入っているそうです。
こちらは妻が注文した冷麺「別辛」です。
キムチが別の器で提供されるので、
辛さを好みで調整できます。
次回こちらにしようかな?
その後は焼肉と飲み物も注文して、
久しぶりにたくさん食べました。
どちらも本当においしかったです。
実は10年ほど前、
私が東京で仕事をしていた際、
上司と入った新宿の焼肉屋で冷麺を注文したことがあります。
その時に提供された冷麺は
コンニャクのような麺と辛いだけのスープで、
正直なところ冷麺に良い印象を持てませんでした。
しかし、今回の「盛楼閣」さんの冷麺で、
「冷麺=微妙な料理」から「冷麺=美味しい」に
しっかり上書きされてしまいました。
妻も私の反応に満足したようです。
また、 盛岡を訪れる機会があれば
いろいろな店で食べ比べてみたいものです。
その後は二人、上機嫌で宿に戻って休みました。
翌日は夕方、
妻の実家に挨拶に行くのですが、
日中は予定が入っていないので、
レンタカーを借りて少し観光です。
さて、レンタカーはどんな車種が待っているのか?
つづく