とさでいず

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EPSONのプリンター カラリオ EP-10VAを購入

こんにちは、Hiroです

これまで使用していた古いCanonのプリンターが故障したこともあって、
プリンターの買い替えをせまられてました。

今回のプリンターの選択は自分が写真好きなこともあり、
写真プリントに重点を置いて、
EPSONの普及型EP-808Aではなく、
家庭用のフラッグシップモデル
EP-10VAを購入しました。

 

 

 

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EP-10VA購入まで

これまで家庭用プリンターでは書類印刷が中心で、
写真のプリントは主に専門店に任せていました。

ところが最近になって、
ポストカードの注文があったり、
フレームが欲しいという方もいて、
自宅でプリントできる環境が欲しいと思っていました。

印刷の品質には妥協はしたくないものの、
プロセレクションのプリンターを購入するほど、
懐に余裕はありません。

 

また、妻がイラストを描くので、
たまにPCに取り込むためのスキャナが欲しいとのこと。

そこでこの複合機の購入を考えました。

 

競合商品は

EP-10VAを購入の際に競合した商品は
2万円程度で購入できるEP-808A(A4対応プリンター)と、
10VAからA3機能を除いた30VA(2016年9月未発売)です。

 

 

 

EP-10VAの価格変動について

実はこのEP-10VA。
一度、春先に購入するかで迷い、
結局は保留した経緯があります。

EP-10VAの発売された2015年10月には
市場価格は5万円程度の値段で販売されていました。

そのまま2016年の2月までは4万3千円ほどまで、
徐々に下がってきていたのですが、
2016年3月の価格改定で、
6万円以上に一気に値上がりしてしまいました。

 

値上がりが2〜3千円であったなら、
そこまで気にせず買っていたはずですが、
今回の値上げ幅はそれ以上に大きく、
普及タイプの上級機EP-808Aが2万円以下であったのに対して、
3倍以上の価格だったため流石に保留となったのでした。

 

 

インクは値下げされました

ただ、エプソンも単純に本体価格を値上げしただけではありませんでした。

逆に高価だった純正の専用インクを値下げして、
プリントのランニングコストは格下のプリンターよりも良くなっています。

例えば、EP-808Aでは25.5円(増量インクだと19.9円)ほどしますが、
EP-10VAでは12.7円となっています。

インク価格は半額に近い値下げです。

年賀状などでたまにしか印刷しないユーザーならばともかく、
日常的に写真プリンターとして使用するなら、
大きな差となります。

 

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なにしろ発売当時のインクの値段は
6色セットのカートリッジで8,000〜9,000円していたものが、
現在では4,500円〜5,000円ほどで入手できるようになったので、
数年使うなら十分に回収できます。

 

値上げ前に本体を購入した方が羨ましいですね(笑)

 

プリンタービジネスモデルの変化

これまでプリンターのビジネスモデルは本体を安値で叩き売りして、
高価な純正インクを売りつけるスタイルだったのですが、
EP-10VAでは印刷クオリティが高く、
本体の価格が高価な代わり、
インク自体は安くして、
長く愛用できるスタイルに変更されました。

 

これまでのプリンターであれば、
純正インクセットを2回以上交換するくらいなら、
毎年の商品入れ替え時期に
旧モデルで新品に買い替えたほうが得をするような感じでしたので、
2度目はインクヘッドが目詰まりして故障する可能性があったとしても、
写真品質にこだわらないユーザーであれば、
社外品の安いインクを購入するのもうなずけます。

 

しかし、この価格でしたら
あえて保証外のインクを使う理由はありません。


そういった意味では、
インクの価格を下げたEP-10VAのビジネスモデルは
プリンターとしては健全な動きであるといえるでしょう。

 

 

購入のタイミング

そして、ついに新商品発表の時期になり、
EP-10VAもやっと5万円まで価格がもどってきました。

 

A3対応プリンターで写真印刷のクオリティーにこだわるのであれば、
選択はこれ1択です。

 

買い時の到来ですね。

 

A3はプリントしないという方であれば、
2016年10月13日に発売の新機種で、
EP-30VAというEP-10VAのA4対応版モデルの発売も控えていますが、
発売日の価格となると、
価格.comさんのデータでは¥48,040~¥57,200(2016.10.1現在)となっており、
EP-10VAが¥50,408 ~ ¥56,980であることを考えると、
発売直後は価格差があまりありません。

EP-10VAは通常のA4までの用紙は下部のトレイに収納しますが、
A3は後方から給紙するスタイルであるため、
スキャナーやコピーはA3に対応しないという弱点があるのですが、
逆に本体サイズはA4モデルよりもひと回り大きい程度と
コンパクトに抑えられています。


 

そういったことから、
来年の10月頃になればEP-30VAが値下がりして、
A3をプリントしない方には
EP-30VAを選ぶ理由が出てくるとは思います。

しかし、現時点ではA3はプリントしない方でも
写真をプリントすることを目的にするのであれば、
EP-10VAの選択で間違いないはずです。

 

 

EP-10VAの特徴

他の家庭用ユースのプリンターとくらべると
プリンター単体で作品の作り込みを行えるようになっています。

色やコントラストの見本インデックスをプリントしたり、
各種パラメーターを好みに変化させたり、
暗部を起こしたりすることも可能です。

色の表現性が高く、
色トビ(ツブレ)をおこしにくくなっており、
階調性が豊かになっています。

 

 

メーカーの説明動画:


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また、広告にも非常に力が入っています。

EP-30VAとEP-10VAはプロモーションに
テレビなどでもおなじみの鉄道写真家、
中井精也先生を起用するなど、
アマチュアからハイアマチュアの写真家層を取り込もうという、
エプソンの本気度が伝わってきます。

 

これはメーカーがEP-10VAに
どれだけ力を入れているかの指標にもなります。

 

映像は下記をみてみてくださいね。

 

 


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プリンターEP-10VAのスペック

プリンタータイプ:インクジェットプリンター
解像度    5760x1440 dpi MACH方式
インク形状:独立タイプ(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレー、レッド)
インク種類:染料
最小インク滴サイズ1.5 pl

液晶モニタ(4.3inch)、タッチパネル
自動電源・オンオフ機能
消費電力:16 W

 

最大用紙サイズ:A3
給紙トレイ:前面/背面
最大給紙枚数(普通紙)110 枚
最大給紙枚数(ハガキ)60 枚

 

機能:コピー、スキャナ
接続インターフェイス:
USB、USB2.0
有線LAN、無線LAN、IrDA

その他機能:

ダイレクト印刷、ネットワーク印刷
自動両面印刷、フチなし印刷
レーベル印刷、カードリーダー
AirPrint対応、Wi-Fi Direct対応、
NFC対応

 

 

また、実際に使ってみた感想も
まとめて書いてみようと思っています。

 

 

それでは。