こんにちは、Hiroです。
四万十川の河口にほど近い四万十市からクルマで30分ほど、
幡多郡三原村宮ノ川にある星ヶ丘公園には8月の下旬から、
オミナエシとミソハギが咲いているという情報を入手したので、
私も8月21日の猛暑の中で、
星ヶ丘公園を訪ねてみました。
三原村へ
四万十市と宿毛市を結ぶ国道56号線から、
くろしお宿毛線の平田駅方面に入り、
少し山道をドライブすれば三原村に到着します。
特別養護老人ホーム「星ヶ丘」と併設された
星ヶ丘公園には大きな池があり、
睡蓮の花が風に揺れています。
星ヶ丘公園の景色
OLYMPUS OM-D E-
40mm F6.3 1/640 iso200
睡蓮の池(星ヶ丘公園)
周囲には黄色のオミナエシと紫のミソハギが
所狭しと咲き乱れていました。
ちょっとした別天地ですね。
公園は山の上にあるせいか高原のように開けており、
風が通り抜けると下界に比べると少し涼しく感じます。
満開のオミナエシ
OLYMPUS OM-D E-
150mm F6.3 1/4000 iso800
オミナエシは漢字では女郎花と書きます。
名前の由来は諸説ありますが、
美女も圧倒する美しさという「おみな圧し」という言葉からという説や
黄色い小花が粟飯=「おみな飯」に似ているという説などが知られています。
また、十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草のひとつとしても有名です。
ちなみにオミナエシは根を乾燥させて煎じれば、
生薬として使うこともあるようですが、
「秋の七草」は「春の七草」と違って、
食用ではありませんのでお気をつけください。
オミナエシ以外の七草は
クズ、フジバカマ、オバナ(ススキ)、
ハギ、キキョウ、ナデシコとなります。
ハスと水辺に咲くミソハギ
OLYMPUS OM-D E-
70mm F5 1/1250 iso200
OLYMPUS OM-D E-
50mm F7.1 1/320 iso200
ミソハギは禊萩と書きます。
水辺を好み、
地や田の畔などに群生する花です。
現在になってもお盆の迎え火をたく前に、
この花で周囲に水をまく風習が各地に見られることから、
盆花(ぼんばな)、精霊花(しょうりょうばな) とも呼ばれます。
花言葉は「悲哀」少し哀愁のある花ですが、
可愛らしい紫の花はキレイですね。
睡蓮の池の景色
OLYMPUS OM-D E-
+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
210mm F5.0 1/800 iso200(トリミング)
とんぼの舞う睡蓮の池
OLYMPUS OM-D E-
+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
200mm F4.0 1/1600 iso200(トリミング)
OLYMPUS OM-D E-
+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
210mm F4.0 1/1600 iso320
睡蓮の茎と赤とんぼ
トンボが花の周りを舞っている風景が気に入って、
動画でも撮影してみました。
いかがでしたか?
暑さの厳しい土佐の夏に
ほんの少しだけですが、
涼を感じさせてくれる三原村の風景でした。
夏の高知県西部(幡多エリア)を訪れる機会があれば、
ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
9月中旬以降はヒメノボタンが咲くようですので、
その時にはまた訪れてみたいと思っています。
それでは。
三原村へのアクセス
高知県幡多郡三原村宮ノ川 星ヶ丘公園
四万十市中村より56号線を宿毛市方面へ走り、
土佐くろしお鉄道平田駅より車で約10分