とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

青い池ライトアップ(北海道美瑛町)

こんにちは、Hiroです。

私も3年ほど滞在していた北海道の美瑛町で、
2014年冬より行われている青い池のライトアップ。

今年は2015/11/7~2016/1/14の期間で開催され、無事終了。
各方面で好評だったようです。

今季は凍結前のライトアップもあったとの事で、
非常に興味があったのですが、高知に戻って就職してしまったので、
期間中に撮影に行く事ができず非常に残念です。

 

find-travel.jp

 

旅行関係のサイトでも紹介されたり、テレビでも放送されたりしていました。

shiho.me

 

私も在道中には、青い池によく撮影に行っておりました。

初雪の前後から第1回(2014-2015)の際に撮影し、
500pxなどに投稿した写真や動画がありますので、
興味のある皆さんに向けて、こちらのブログにも貼っておきますね。

 

The bottom of water? by Hiro Morioka500px.com

 

500px.comのHiro MoriokaさんによるDancing in the snow

OLYMPUS E-M5
LUMIX G 14/F2.5
14mm/ƒ/2.8/1/1s/ISO 1600

 

 

こちらは静かに雪が降る日にストロボ発光してみました。

 

Fine night by Hiro Morioka500px.com

OLYMPUS E-M5
LUMIX G 14/F2.5
14mm/ƒ/2.8/1/1s/ISO 1600


 

晴天時のオリオン座と青い池

ひと昔前に流行った、パチンコ店などの派手なサーチライトとは違い。
ライトの設置も最低限で、効果的にライトアップされているため、
光害も少なく、晴天時は星も見る事ができます。

 

The bottom of water? by Hiro Morioka500px.com

少し吹雪いた夜に長時間露光。

 

GRADATION LIGHTING by Hiro Morioka500px.com

 約9分間の中で、ゆっくりとライティングが変わっていきます。

 

Night of stage that is frozen by Hiro Morioka500px.com

 

Autumn of blue pond by Hiro Morioka500px.com

OLYMPUS E-M5
ED 20-50mm

 

こちらはイベント開催より少し前。

秋日の早朝は紅葉が映えます。

秋の北海道は観光客が比較的少ないので、狙い目シーズンですよ。

 

 

Changing blue pond by Hiro Morioka500px.com

こちらも2014年のイベント開始前、午前中です。
全面凍結直前の青い池も美しいですね。

 

Late autumn in Blue Pondon.natgeo.com

こちらは青い池の初雪です。
National Geographic誌(US)のWEBサイトYourshotに投稿し、

Daily Dozen, Nov 18, 2014に選出していただきました。

 

 

 


青い池のライトアップ(The lighting of the blue pond.)

イメージの動画も作ってみました。

 

 

 

このライトアップイベントは
2014年度に国の地方創生予算で文化・芸術の分野がありまして、
そちらを美瑛町の町長さんが申請獲得。
写真家のケント白石先生がライトアップの監修して実現された企画のようです。

 

この企画はリゾート開発などと異なり、
夏場の観光地として人気の高い、青い池に新たな建造物を作ることなく、
雪のないシーズンに使っている駐車場と遊歩道を除雪。


簡易的なネットフェンスと工事現場のコーンのようなライトを設置し、
観光客の歩道路を確保。

池の周囲に簡易的なやぐらを組んで、数灯のLEDスポットライトを配置し、
投光の照度や順序を約9分のデジタルプログラムで管理するシステムのようです。

 

開催時間も夕方から21時までなので、
コストも除雪と仮説トイレ、ライト費用のみで、
大がかりな装置やハコモノを設置する事なく、誘致できる観光客の数に対して、
数百万程度の予算と非常にリーズナブルかつ効率的な企画であると感じました。

撤去もやぐらをバラして持って行くだけなので、
各地の公園で行われる夏祭りのようなものです。

ただ、残念なことに今年の開催期間は短縮されてしまったため、
中国の春節(春の連休)期間には終了しており、
近隣の白金温泉の「しらひげの滝」が継続でライトアップされていたとの事。

 

500pxなどの写真サイトでイベントを知って、
春節に幻想的な風景に期待して来日した旅行者の方は
残念がったかもしれませんね。

来年も開催されるなら、
春節や札幌の雪祭り期間くらいまでは継続した方が、
費用対効果も上がるのではないかなと思うのですが、
そこは町の行政判断ですので仕方がないですね。

全国からたくさんのご要望があれば、
週末に東京で仕事が終わって、札幌の雪祭りを楽しみ。
翌日には美瑛町で雪景色を撮影、ライトアップを見て、ゆっくり宿泊。
翌朝に旭川空港から出勤というプランも可能になるかもしれません。

 

 

なお、各写真の撮影に使用した機材はこちらです。
マイクロフォーサーズ機なのでノイズなどフルサイズ機には劣るものの、
必要十分な高画質で、悪天候でも撮影できるので重宝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

次回以降のイベント開催情報やお問い合わせ先はこちらでご確認ください。

 

 

www.town.biei.hokkaido.jp

 

 

なお、監修されている写真家のケント白石先生に直接、問い合わせや要望(取材ではなく)。
税金の無駄使い、自然破壊などとクレームを送られる方がいらっしゃるようです。

先日の記事で私が引用した「哲学の木」の記事でのことですが、
氏のフェイスブックページ上で、公のコメント欄に
日本風景写真協会北海道支部の副支部長である今若先生が、
「ライトアップで美瑛の自然環境を破壊している自覚を持ってください、
あなたに哲学の木を語る資格はない」
などと書き込んでしまい、
協会支部を巻き込んで一悶着あったようです。

そちらは後日、協会支部長と今若先生自身からの謝罪コメントもあり、
落とし所はついたようではあります。

しかし、一般常識とマナーを持った方であれば分かると思いますが、
これは町のイベントなので、監修者に文句を言っても仕方がないことです。

もし、ご意見があるのであれば、直接町の方へ連絡された方がよろしいかと思います。

ご意見の正当性が認められましたら、イベントは中断されるでしょうし、
継続・延長・中止などは町の行政判断で行われるはずです。

 

それにしてもタイトルは「とさでいず」のはずなのに、
休日が少なく、撮影に出られず北海道情報が多くなってますね。
高知県内の写真やイベント情報の収集も頑張らなくてはなりません。

 

それでは。

 

※各写真の著作権は放棄しておりません。コピー・無断使用などはご遠慮願います。
転載・引用については禁止しておりませんが、ご一報頂けると幸いです。