日曜日、午後からは弟と食事をして
その後はマッタリ過ごす予定だったのだが
1時30分程度に戻ってくる予定の弟が
2時を過ぎても連絡がないので
「ちょっと出かけてくる」とメールを送信すると
暇つぶしに883でディーラーに
遊びに行ってみることにした。
その後はマッタリ過ごす予定だったのだが
1時30分程度に戻ってくる予定の弟が
2時を過ぎても連絡がないので
「ちょっと出かけてくる」とメールを送信すると
暇つぶしに883でディーラーに
遊びに行ってみることにした。
途中で銀行のATMとコンビニに立ち寄り、
昼食代わりに肉まんと缶コーヒーを買って
883のシートに腰掛けて食べた。
昼食代わりに肉まんと缶コーヒーを買って
883のシートに腰掛けて食べた。
街路樹は色付き
風が吹くと数枚の木の葉が
宙を流れていく
風が吹くと数枚の木の葉が
宙を流れていく
そういえば、独り暮らしをはじめてから5年。
この季節に大切な誰かと過ごした想い出は
一度もなかったような気がする。
この季節に大切な誰かと過ごした想い出は
一度もなかったような気がする。
澄み切った空と色付く木々の中で
自分らしくないほど、感傷的な気分になった。
自分らしくないほど、感傷的な気分になった。
どうも最近、精神的に疲れているのか
弱気になってしまう自分がいる。
弱気になってしまう自分がいる。
まあ、心は揺らぎ続け
時には沈むものだろう。
それ自体は大した問題ではない。
時には沈むものだろう。
それ自体は大した問題ではない。
そろそろ走り出そうとエンジンを始動し、シート横に掛けてあったヘルメットに目をやると
桜の葉が一枚グローブに包まれるように入っていた。
桜の葉が一枚グローブに包まれるように入っていた。
こいつも走りたいのかな?
ふと、そんなことを思って
葉をリアシートのベルトに挟むと883を走らせた。
葉をリアシートのベルトに挟むと883を走らせた。
ディーラーに到着してリアシートを見ると
満足したのか桜の葉はどこかで途中下車したらしい。
満足したのか桜の葉はどこかで途中下車したらしい。
店内のテーブルには
ツーリング帰りの常連客が数人集まって
コーヒーを飲んでいた。
ツーリング帰りの常連客が数人集まって
コーヒーを飲んでいた。
少し話が途切れたので、
店頭に並んでいる試乗車や
常連さんの愛車たちを眺めていたとき
携帯が鳴った。
弟とブログ仲間の一人からメールが届いていた。
店頭に並んでいる試乗車や
常連さんの愛車たちを眺めていたとき
携帯が鳴った。
弟とブログ仲間の一人からメールが届いていた。
弟は夕食の相談。
ブログ仲間からは「いかがお過ごしですか?」
といった内容だった。
急に現実に戻されたような気分がして可笑しくなり、
不覚にも少し笑ってしまった。
ブログ仲間からは「いかがお過ごしですか?」
といった内容だった。
急に現実に戻されたような気分がして可笑しくなり、
不覚にも少し笑ってしまった。
簡単な返事を送信し
店内でもう少しの間、バイクの話で盛り上がる。
店内でもう少しの間、バイクの話で盛り上がる。
気が付くと時計は6時を回り
外はすっかり暗くなっている。
外はすっかり暗くなっている。
皆に簡単な挨拶を済ませてジャケット着ると883に跨る。
走り出すと
もう、風は冷たく
深い呼吸をすると鼻の奥が少し痛くなる。
冬は、もうすぐそこまで来ていると実感した。
もう、風は冷たく
深い呼吸をすると鼻の奥が少し痛くなる。
冬は、もうすぐそこまで来ていると実感した。