久しぶりに宮ヶ瀬湖に

日の出前に出発して箱根ターンパイク辺りを走ろうか。
そんな事を考えながらも、
結局、就寝したのは午前１時を過ぎた頃だった。

８時に起床。
とりあえず顔を洗い、片道１５分くらいのところにあるコンビニで
サンドイッチを購入し軽く朝食を取る。
洗濯したり、個人的なデータの整理を一通り終わらせてみると
既に時計は１１時・・・。

いつものジーンズに履き替え、長袖のＴシャツにレイヤードシャツを着る。
薄手のパーカーを着て、ダブルの革ジャンを羽織る。
クリーニングに出さなくてはならないスラックスの事を思い出して
とりあえずバッグに放り込むと８８３の暖気を始めた。

エンリッチナーを引いたまま
ゆっくりと暖気走行をして、クリーニング店に到着。
まだ、頭の中では目的地をどこにするか悩んでいた。

箱根では到着する頃に日が暮れてしまうだろう。
泊まりで行きたいところだが、
明日は祝日だというのに、勤務は通常通り。
そう考えると、ちょっと気が滅入ってきた。

それでは、近場で最近行っていない所にしようと思い
久々に宮ヶ瀬湖に向かうことにした。

今年は気温が下がるのが遅かったせいもあり
紅葉はまばらだ。
もう少し鮮やかに彩られた山を見たかったのだが・・・。
それでも、そこそこ秋の気分は満喫することができた。

２時過ぎに到着してみると
平日だというのに車やバイクが多い。

とりあえず、駐車場に８８３を止めて
近くのライダーたちに会釈し
ビジターセンターの食堂で昼食。

その後は景色を楽しんだり
駐車場で集まっていた
四輪の走り屋チーム風のグループや
バイク乗り達と挨拶や雑談をしていると
すっかり薄暗くなってきた。

帰り道では、駐車場で挨拶したクルマたちが
軽く下りの練習走行をしてるようだ。
車種はＳ２０００、シルビアＳ１４、スターレット、ＭＲ-Ｓだったかな？
道を譲ってしばらく追従してみたが
８８３をコントロールする技量にも余裕が無いし、
身体も冷えてきたのでペースを落した。

麓のロータリーで折り返す彼らと交差しながら
お互いに軽く手を上げて挨拶を交わす。

バイク、クルマは関係なく
お互いに何か通じ合うものがあると思える瞬間。

別に大したことではないのだが、
ヘルメットの中で、少し頬がゆるんだ。