とさでいず

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幡多十景を求めて四万十市編・その1「平野海岸」「四万十川鉄橋河畔」

こんにちは、Hiroです。 

 

4月27日の記事で、昭和28年(西暦1953年)11月16日に高知新聞社が主催となって読者投票で選定された幡多十景をリストアップしてみました。

 

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本日は幡多十景のうち、四万十市の2つのスポットを紹介したいと思います。

 

 

 

 

四万十市とは

高知県西部の中心都市で、高知市、南国市に次ぐ高知県第3の都市です。
中心街となる中村は平成の大合併により中村市だったエリアとなります。

中村の始まりは1468年(応仁2年)9月、応仁の乱で土佐に下った一条教房が、海路土佐に下向し、幡多荘に入ったことから始まります。

その後、幡多荘の中心となっていた中村に邸宅を構え、中村館、幡多御所などと呼ばれたことから、現代も四万十市の中村は土佐の小京都とよばれています。
1946年(昭和21年2月21日)の南海地震で市街地が被災したため、古い町並みは殆ど残っていませんが、大文字焼きなど色々な風習が残っています。

 

 

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出典:はた旅|四万十・足摺エリア

 

 

平野海岸(平野サーフビーチ)

白砂青松の海岸で遠浅のため、潮干狩や海水浴の適地となっています。

f:id:hiro-ride:20180504004007j:plain長さは400mほどと、先日の記事で紹介した入野海岸のような、数キロのロングビーチではありませんが、安定した波でサーフィンのスポットとして全国レベルで人気が高い「平野サーフビーチ」と隣接しているコンパクトな「平野海水浴場」があります。

サーフビーチでは「高知県知事杯サーフィン大会」なども開催されるほど、サーファーたちには人気のスポットです。

なんでもプロサーファーやサーフィン好きな有名人が訪れることもあるとか。

 

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サーフビーチ側には大きな駐車場があり、駐車場・トイレ・有料シャワーが備えられています。

また、WEBカメラも設置されており、出発前に波をチェックすることができます。

 

野サーフビーチ Webカメラ

 

車で少し走れば、近隣には日帰り温泉としても使える宿「四万十いやしの里」やオートキャンプ場「とまろっと」などがあり、近隣は公園として整備されており、ドッグランやテニスコートなどをかりることもできます。

 

 「平野海岸(平野サーフビーチ)」へのアクセス

 土佐くろしお鉄道 中村駅から車で15分ほど。

少し狭い道もあるので、スピードは控えめに。

 

 

 

四万十川鉄橋河畔

これまでこのブログでも何度か取り上げている赤鉄橋こと、四万十川橋の周囲の景色が幡多十景になっています。

四万十川橋(赤鉄橋)

四万十川橋(赤鉄橋)

 

この鉄橋は暴れ川としても有名だった四万十川に1926年(大正15年)完成しました。

橋が完成するまでは四万十川を渡し船を使って往来するのが常識で、嵐の日には川を渡ることができす、雨が上がっても増水した川を船で渡るのは非常に危険な行程でした。

記録に残っているところでは1915年5月12日、地元の学生を含む11人がなくなるという事故があったそうです。

この事故がきっかけとなり、四万十川に橋がかけられることとなり、1924年に工事に着工。
1926年6月30日に凡そ438m。有効幅員5.5mの鉄橋が建設されました。



当時、中村町(後の四万十市の前身となる)の年間予算が9万円前後だった頃。
その5〜6倍の50万円の総工費をかけて完成した四万十川橋。

当時としては四国で最も大きな鉄橋だったようです。

完成時には人口1万人だった中村に
10万人もの見物人が押し寄せたという記述があります。

当時は高速道路もなく、国道も狭かったはずで、大規模な交通網といえば国鉄のみ。
高知から見物に来るだけでも相当の苦労が必要だったでしょうね。

 

ちなみに現在の赤鉄橋は鋼橋トラス橋で全長約508m。

1946年(昭和21年2月21日)に発生した南海大地震により、1度は落ちて修復されたため、2代目の橋になります。

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昭和28年(西暦1953年)11月16日に選定された幡多十景ですので、当時の建築物としては突出していた「四万十川橋(通称:赤鉄橋)」の風景が選ばれたのは必然だったといえるでしょう。

瀬戸大橋を始めとする本州四国連絡橋も存在する現代では、この橋は特別なものではないかもしれません。

今となっては大型トラックの車がすれ違うのは厳しいような、少し狭くて古い橋ですが、中村の街のランドマークとして静かに四万十川の流れを見下ろしています。

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個人的に私はこの赤鉄橋が気に入っており、近場で撮影の際にはよく立ち寄ってみるようにしています。

 

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「四万十川鉄橋河畔」へのアクセス

中村の市街地から宿毛方面に抜ける出口になるところにあり、
四万十の市街地に宿泊されている方なら歩いてでもアクセスできます。

観光の際には、宿から出発する前やチェックイン後がオススメ。

夕日や朝日の時間もきれいです。

日の出頃には西の渡川緑地側、日の入りの頃には市街地よりがオススメですよ。

 渡川緑地奥には無料のキャンプ場もあり、連休にはキャンパーやツーリングライダーで賑わいます。

ちなみに「渡川」というのは四万十川の別名で、平成6年までは渡川が本当の名称でした。

このあたりの経緯は、また別の機会に書いてみたいと思います。

 

 


まとめ

いかがでしたか?

幡多エリア観光などで四万十市に滞在される方は、覚えておくと立ち寄れるスポットです。

どちらも駐車場とトイレが設置されており、ゆったりと時間を楽しめるスポットですので、休憩するポイントとしても良いですよ。

四万十市には他にも2つ幡多十景が存在しますが、西土佐と有岡で少し離れているので、そちらは別に書いてみたいと思います。

 

それでは。

 

他の幡多十景はこちらのインデックスより閲覧できます。

幡多十景「昭和中期に選ばれた高知西部の絶景とは」 - とさでいず