とさでいず

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日本一周撮影の相棒バイク「ジェベル200」を復活させてみました

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こんにちは、Hiroです。

昨年の3月に南国市の方に原付ジョルノ50を安く譲ってもらい、再びライダーに返り咲きました。

その後は通勤メインに使うようになり、休日には隣の黒潮町や宿毛市まで足を伸ばしたりしていたのですが、30km/hの速度制限と撮影のために荒れた道路に踏み込むと、路面の凹凸で底付きするので、撮影機材に対するダメージの不安もあり、もう少しなんとかならないものかと悩んでおりました。

 

www.tosa-days.net

 

そこで、ジョルノは妻の買い物と近場のチョイ乗り用に使うことにして、香川県の友人に質入れ的に預けてあった日本一周の相棒、ジェベル200を回収してきました。

 

 当時乗っていたジェベルのスペックなどはこちらです

www.tosa-days.net

 

 

 

 

回収する前のジェベルの状況

友人は預けた当初「たまに乗っていつでも乗れるようにしておく」と言っていたのですが、税金対策に登録を抹消していたことや、タイヤがオフ向けのブロックパターンでなかったこともあり。
やはり面倒になったのか、なんだかんだで5年間、ほぼ乗らずに倉庫に放置されておりました。

当然、タンクの中のガソリンは腐って錆びだらけになっていたのですが、友人のお父さんが見かねて、バッテリーメンテとタンクのサビ取りをショップに出して行ってくれていた模様です。

幸い屋内保管でタンクと燃料系以外は大きな損傷もないように見え、とりあえず自走できる状態になっているようでしたので、昨年末にナンバーを再登録して高知まで自走して持ち帰ってきました。

 

しかし、帰路にパーキングでバイクを止めていたところ、エンジンを停止した後にキャブレターのブローバイホースから、ガソリンがポタポタと漏れているのに気がつきます。

友人に確認したところ、「エンジン止めたとき、フューエルコックをオフにして止めれば大丈夫でしょ」という返答。

私もフロートの固着くらいかと思いとりあえず帰宅、フューエルコックをオフに回し、実家のカーポート隅に駐輪し、年明けまで乗らずに保管しておきました。

 

 

 

 

回収後のメンテナンス

年明け後に実家に帰って車体をチェックしたところ、フューエルコックをオフにしているにもかかわらず、タンク内のガソリンが漏れ続け、リザーブの域まで減ってしまっていました。

オイルレベルを確認する窓を覗くと、中のオイルが泡立っており、ブローバイパイプだけでなく、オイルタンクまでガソリンが浸透してきている模様。

 

当初は自分でキャブだけ掃除する予定だったのですが、オイルとガソリンが混じっているので近所のバイク屋さんに持ちこみ、一通りメンテナンスをしてもらうことにしました。見積もりはキャブオーバーホールで1万とオイル・フィルター・エアフィルター交換含めて2万円くらい。

 

1週間ほど預けて、引き取り当日。
メンテナンス内容を確認したところ、下記のようになっていました。

  • フューエルコック不良による交換
  • キャブレターオーバーホール
  • フロート・メインジェット交換
  • プラグ交換
  • オイル・オイルフィルター交換
  • エアフィルター交換
  • スピードメーター電球接触不良

 

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ここまでやって約3万円コースでした。

キャブレターもフロートが固着していただけでなくジェット類も詰まりと、固着・磨耗しており、交換が必要。エアクリーナーも古くなってボロボロ。

フューエルコックも固着して機能しておらず、オフにしても意味がなかったとのこと。

やはり屋内保管であっても、時々エンジンをかけて動かしてないとダメですね。

 

見積もりより高くなったのは、フューエルコック、ジェット類の部品代+工賃です。

 

 

そして復活

今回のメンテナンスの他にも、古くなったタイヤ、隅が曇ったミラー、劣化して磨り減ったグリップなど、交換したい部分はあります。

 

 

 

 

パーツとしては上記のような感じです。

 

ただ、一度にメンテナンスできるほど資金的な余裕もないため、少しずつ直して乗っていきたいと考えています。

 

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ジェベル200は決して高価ではなく、質感の高級感もなく、パワーもないので同クラスの中では遅い方で、当時から人気もぼちぼちだったバイクです。

所有することによる満足感などは、確実に他の250ccの車種の方が上でしょう。

ただ、タンク容量は多く燃費も30km/Lを超えるため、気負わずのんびりを走り回る相棒としては、十分な性能を持っています。

長距離はお尻が痛くなったりすることはありますが、60km/h前後でのクルージングが妙に気持ち良く、時間を気にしなければどこまででも運んでくれる、不思議な魅力を持ったバイクです。

 

 

絶版前の最終型でも2003年〜2005年ですので、初年度登録から15年近くなる、かなり古いバイクではあるのですが、もうしばらく撮影の相棒として活躍してくれればと思っています。

それでは。

 

撮影機材はオリンパスのE-M1にこちらのレンズを使いました。