とさでいず

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ポメラDM10を10ヶ月ほど使ってみての感想

こんにちは、Hiroです。

2月にネットオークションで購入した
キングジムのポメラDM10を実際に10ヶ月ほど使ってみた
感想を書いてみようと思います。



 

www.tosa-days.net

 

 

 

 

ポメラDM10の良いところ

 コンパクトに収納できる

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まず、DM10の良いところですが、
現行のポメラと違って、
コンパクトに収納できるところです。

コンパクトながらそこそこ重量もあって、
キーボードとしての使い心地も悪くありません。

これはユーザーの手のサイズや慣れもある部分ですが、
キーピッチは昔のモバイルギアやシグマリオンなどの
小型がウリのモバイルPC端末よりはかなり良い感じです。

ただ、普段使っているMacBookProなどと比べると少し窮屈で、
たまに誤タイプが発生するのは仕方のない部分かもしれません。

 

 

 キーボード収納ギミックのかっこよさ

下の動画のように収納できます。

変形ロボットアニメ世代としては嬉しいです。

「いや、だから?」
と言われてもこまるのですが、
こんな感じ。

 


DM10 「ポメラ」KING JIM

 

まあ、実際に使い込んでみると
電源を入れるまでの組み立て時間が
ちょっと面倒に感じることもあるんですが、
そこはご愛嬌ということで(笑)

 

 

 

長時間の駆動時間

DM10はカタログ値で単4アルカリ乾電池の使用で20時間の駆動時間となっています。

出張など長期の外出先でも十分なバッテリーライフと
購入しやすい単4アルカリ乾電池を使用しています。

コンビニや100均などでも購入できるため、
入手に困ることがありません。

 

 

目に優しいモノクロ液晶パネル

ディスプレイにはコントラストの高い
モノクロTFT液晶パネルを採用しているため、
視認性も良いです。

また、PCやスマホのようにモニターが発光していないので、
Kindle PaperwhiteのE Inkほどではないですが、
長時間使用した際の目の疲れは
少ないように感じます。

 

 

ポメラDM10の悪いところ

 

ストレージのmicroSDがSDHCに未対応

DM10は本体のメモリとmicroSDがストレージになるのですが、
使用できるものはSD規格のみで、
SDHC規格は対応していないため使用できません。

 

SDでも最大2GBの保存容量があるため、
テキストの保存しか行うことのできないポメラDM10では
十分な容量ではあります。

しかし、最近はデジカメの大容量化などもあって、
SDHC(最大32GBまで)や
SDXC(最大2TB)の規格が一般に普及しており、
通常のSDを購入するのは難しくなりつつあります。

古い機械なので仕方ないのですが、
上位規格に対応していないのは
今となっては多少厳しいと感じます。

 

 

 

バッテリーがエネループに対応していない

DM10は単4電池を電源として使用するガジェットです。

 

ただし、説明書の補足に「電池についてのご注意」とあり、
「エネループなどの充電電池は
電圧降下の特性がアルカリ電池と異なるため、
急に電源がオフになったり
メモリの管理動作や保存動作が不安定になることがあります」
といった内容が記載されています。

実際にエネループで運用している人もいるようですが、
データのことを考えると、
アルカリ電池を使うのが無難とうい選択になります。

そうなると電池代は月に1000円〜2000円くらいでしょうか?

ちょっと高いですね。

ちなみに後継機DM20ではエネループに正式対応したようです。

 

バックライトがない

寝ている時に不意にアイディアが浮かぶことがありませんか?
そんなときに枕元にポメラを置いておくと、
素早く取り出してメモを取ることができます。

 

ただし、DM10ではモノクロ液晶パネルにバックライトがないため、
ベッドライトをつけるなど別途灯りを確保しなくてはなりません。

スマホでも良いのですが、
個人的には暗闇で寝起きにスマホを使うと眩しいので、
モノクロ液晶で薄いバックライトだと嬉しいのですが。

 

ファイルの転送が面倒

書き終わったファイルをPCに転送する際、
毎回USB接続かSDカードの取り出しを行わなければならず、
気軽さをスポイルしていると感じることが多い。

 

重量は意外と重い

安定性に貢献しているとはいえ、
サイズに対して重さは少し重く感じます。

特に肩掛け式のカメラバッグなどに入れた場合、
カメラ+レンズの重量に
ポメラDM10をセットにすると、
思っていたよりバッグが重く感じてしまいます。

 

実際の重量ですが、
カメラバッグに入っていることが多い
他のアイテムと比較するとこんな感じです。

ポメラDM10 約340g(乾電池別)+単4アルカリ乾電池 約12g ×2
合計:約362g

ipad Air2 437g

iphone7 138g

OLYMPUS E-M1 443g

OLYMPUS E-M5 373g

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 382g
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 760g
M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14 105g
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 185g

バッテリー(E-M5 E-M1共通) BLN-1 48g×2

 

実際にこうして比較してみると
ミラーレスカメラ1台分くらいの重さということが分かります。

 

 

まとめ

撮影がメインのときには別途ipad Airを持っていることが多く、すでにバッグが重いため
DM10を持ち歩く機会はほとんどありません。

E-M5とパンケーキレンズだけのような場合には
DM10をバッグに入れておくのは悪くない組み合わせとなります。


ただ、どうしても同期のたびにSDやUSBを介して
PCに吸い出す一手間がかかるため面倒に感じます。

そこそこ書き溜めておいたメモを
一気に引っ張りだすようなシチュエーションなら良いのですが、
こまめに書いて同期したい場合には
この一手間が面倒でスマホに入力してしまうことが多いです。

ブログ用とするのであれば少しかさばりますが、
やはり無線LANやBluetooth対応で
Evernoteと同期できる現行のDM200や
タブレットにBluetoothキーボードを追加した運用が
便利と感じることが多いでしょう。

このように書くと
「タブレットやスマートフォンだけでも良いのではないか?」
と思われる方も多いかもしれませんが、
実際に私がポメラで長文の入力をする場合、
スマホを横に置いて何かを調べながら、
ポメラでは文章を入力しているということが多いのです。

長文の入力を前提にするなら、
やはりポメラの優位性は保たれると感じています。

みなさんはいかがでしょうか?

 

それでは。