とさでいず

愛車DJデミオのカーライフを中心に自転車、バイク、高知のおすすめスポット、写真についてなど色々と書いています

E-M1でデミオと星空写真を撮ってきました

こんにちは、Hiroです。

 

各地で梅雨入りの発表がありましたね。

こちら高知でも6月4日に
2016年の梅雨入り発表が気象庁から出されました。

私は昨年の6月まで北海道に住んでいたため、
内地の梅雨は久々になります。
今年は梅雨らしい写真も何か撮影したいとは計画しているのですが、
今回は梅雨入り直前の6月2日、
星空の撮影に行ってきたので、
そちらの記事になります。

 

撮影場所は天狗高原あたりにしたかったのですが、
翌日が仕事だったこともあり、
海辺にある駐車場で少し妥協しています。

 

それでも都市部と違い、
高知の空は格段に星を近くに感じることができました。

 

 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
12mm F2.8 / 30s / iso1600

 

2016年5月31日が11年ぶりに火星と地球の間が一番近くなる、
「スーパーマーズ」の日だったようで、
6月2日の夜も火星が大きく感じられました。

 

写真の天の川右上にある暖色の一際大きな星が噂の「火星」。

 

少し下に斜めに並んだ3つの星は「さそり座」になります。

3つ星の下にあるそこそこ大きな星がアンタレスです。

 

 

 

f:id:hiro-ride:20160606005740j:plain

OLYMPUS OM-D E-M1 
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
12mm F2.8 / 30s / iso1600
三脚 レリーズケーブル使用

 

せっかくなので何枚かは、
デミオを主題にして背景に星を入れてみました。

 

星を大きく写すためにソフトフィルターを使っているのですが、
シャープに写したいクルマもボンヤリしてしまうので工夫が必要ですね。

E-M1はソニーのα7Sのように高感度ノイズに強い機種ではないので、
等倍などでの画質勝負となると少々辛いものがあります。

星空部分はある程度、
現像で対応できるのですが、
クルマのボディなどのノイズが目立ちやすい部分では
ディテールと画質の妥協点をどこにもってくるかで悩むことが多いです。

とはいえ、2世代くらい前のAPS-C機に迫るノイズ耐性は備えているので、
画質競争ではなく純粋に写真を楽しむには必要十分といえるでしょう。

 

 

 

f:id:hiro-ride:20160606005318j:plain

OLYMPUS OM-D E-M1 
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
12mm F2.8 / 30s / iso1600
ライブコンポジット2枚
三脚 レリーズケーブル使用

 

こちらはデミオの背景に「夏の大三角」を入れてみました。

ところで上の写真に比べ、
クルマの質感が綺麗に見えると思いませんか?


実はこちらの写真はライブコンポジットでノイズ減算を行いながら、
ストロボではなく複数のLED灯でライティングを行っています。

また、RAW現像の際に近景と背景の星空で選択範囲を指定し、
それぞれ色温度やノイズリダクションやシャープネスの設定を変えて、
画質の劣化を抑えるようにしてあげると、
さらに自然なイメージになってきます。

 

いろいろな考え方がありますので、
一部の写真好きの方にはJPEG撮って出し至上主義の方もいて、
「RAW現像で後から調整するのはけしからん。それは写真とは言えない。」
なんておっしゃる方もいたりします。

ちなみに私は広告デザインやイラストから写真に入った人間だったこともあり、
フィルム時代もプロ写真家の方はラボに依頼して、
色味の調整をおこなったり、
増感したりしは一般的だったと現場で聞いてていたので、
思い描いたイメージを再現するには
どうすれば良いかと考えて対応するのは
悪いことではないと思っています。

まあ、でなければ最新の高価な機材をもっている方が
作品作りにも有利なことばかりになってしまいますしね。

資金が潤沢なわけではないので、
できるかぎり工夫して頑張っていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

撮影機材:

撮影に使用したカメラとレンズのセットです。
センサーサイズはマイクロフォーサーズで、
高感度ノイズ特性はフルサイズなどにおとりますが、
軽量コンパクトで画質も良く。
リーズナブルで明るいレンズも多いため、
写真を楽しむ方にはオススメのカメラです。

 

Kenko レンズフィルター MC PROソフトン(A) 62mm ソフト描写用 362884

Kenko レンズフィルター MC PROソフトン(A) 62mm ソフト描写用 362884

 

花やポートレイトでふんわりした雰囲気を出すことができる
ソフトフィルターです。

本来の使用目的とは違いますが、
星空の撮影時に大きな星をより大きく目立たせる効果があります。

近景などのシャープに撮影したいものも
ソフトになってしまう欠点はありますが、
綺麗な星を撮ってみたい方にはオススメしたいアイテムです。

 

 

OLYMPUS リモートケーブル RM-UC1

OLYMPUS リモートケーブル RM-UC1

 

シャッターを切る際にブレを防ぐための必須のアイテムです。

ない場合はWifi接続やセルフタイマーでも対応できますが、
あった方がストレスなく撮影できます。

安価な社外品もでていますので、
予算に応じて用意したいところです。