こんにちは。
ちょっと出遅れてしまいましたが、私がメインで使用しているカメラ。
OLYMPUSのOM-D E-M1用の最新ファームウェアがアップされていたようです。
最新のバージョンは「Ver.4.1」(2016/02/04アップ)になります。
(E-M5 + LUMIX G 20mm
前回の2015年11月に公開された
「Ver.4.0」のメジャーアップデートでは新機能の追加があり、
発売からすでに2年が経過したE-M1ですが、
最新機種にはまだまだ見劣りしないようになりました。
発売当初のファーム「Ver.1.0」から比べると、
本当に別のカメラになったかのような大進化です。
さすが現行のフラッグシップ機だけのことはありますね。
そうなると、今度のアップデートも期待してしまうところですが、
今回は「 Ver.5.0」ではなく「Ver.4.1」のマイナーアップデートです。
その内容はといいますと、
- 手ぶれ補正動作の安定性を向上しました。
- RCモードでの撮影で外部フラッシュが発光しない事がある現象を修正しました。
の2点のみとなっています。
手振れ補正制御アルゴリズムの最適化と、
バグフィックスといったところでしょうか?
(E-M1 + 40-150mm
高感度撮影時のノイズが、他社のAPS-C搭載ミラーレス一眼機に対して、
E-M5以降の5軸手振れ補正は、この弱点をカバーしうる技術と感じているので、
個人的には非常に嬉しいアップデートです。
もうひとつの外部フラッシュのバグフィックスについては、
私の撮影用途では外部フラッシュを使うことはあまりないので、
残念ながら実感はできません。
ただ、ポートレートやブツ撮り(商品撮影など)をされる方には
かなり重要な機能ですので、
フラッグシップ機としては重要なアップデートと言えます。
なお、ファームウェアアップデートの方法はPCのアプリ
「デジタルカメラアップデーター」を起動し、
USBケーブル経由での更新となります。
さすがにこのカメラを持っていて、
現像やファイル管理用のPCを持っていない方はいないと思います。
他社のマイクロUSB端子とは違う専用形状をしています。
おまけにこのケーブル、購入すると以外と高いんですよ。
私のE-M1のように中古で購入時にUSBケーブルが欠品していたなど、
どうしてもアップデートできない方で首都圏にお住みの方は、
オリンパスプラザに持ち込むことでも対応してくれるはずです。
最後に今回のアップデートより
「※Ver.4.x以降からアップデートした場合はカメラ設定が保持される」
という記述がありました。
これまでのアップデートでは更新ごとに親指AFなどのカスタム設定が、
工場出荷時の状態に戻ってしまっていたので、地味に嬉しい判断です。
このあたりは、メーカーがしっかりユーザーの声を受け止めて、
対応してくれるのはありがたいですね。
それでは。